おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

よみがえる218年の歴史ある『長崎出島』

2017-02-18 07:53:07 | 旅行
寛永13年(1636)に築造された『出島』は、安政6年(1859)、オランダ商館が閉鎖される218年間に渡り、わが国で唯一西欧に開かれた窓として日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。





明治以降、出島周辺の埋め立てが進み、明治37年の第2期港湾改良工事により、海に浮かぶ扇形の原形を失ってしまいました。



現在の『出島』は、昔の風景とは変わりましたが、昭和51年に制作された15分の1の模型(ミニ出島)があり、当時の景色を伺えます。




又、現在の『出島』は、約1500平方メートルの敷地内に19世紀初頭の出島を復元して、15棟の建物をミュージアムとして公開しています。



東側ゲート近くにある『旧出島神学校』は1878年(明治11年)に建てられた、現存するわが国最古のキリスト教(プロテスタント)の神学校です。



出島の中心にある『旧長崎内外クラブ』は1903年(明治36年)、長崎に在留する外国人と日本人の親交の場として建てられました。現在では1階は長崎の食をテーマにしたレストラン、2階は居留地時代の展示を行っています。



長崎市は、昭和26年度から出島の整備計画に着手し、史跡内の民有地の公有化や施設整備に取り組んできました。そして平成8年度からは本格的な復元整備事業を実施してきており、これからも、短中期計画、長期計画を柱に出島の完全復元をめざしている様です。


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