おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

長崎南山手の浪漫ちっくさんぽ

2017-02-22 05:34:59 | 旅行
今度はグラバー園の近くの南山手一帯を歩いてみました。出発は長崎電気軌道の終点駅『石橋』から南に向かいました。



まずはグラバー園の脇にある『大浦天主堂』、幕末の開国にともなって造成された長崎居留地の中に、在留外国人のために建設した中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の日本現存最古の教会です。



『大浦天主堂』の裏には、長崎らしいちゃんぽん文化の妙行寺、大浦諏訪神社、大浦天主堂の敷地が接しあう強力なパワースポット『祈りの三角ゾーン』祈念坂があります。



続いて『大浦天主堂』からグラバー通りを港方向に向かいました。



途中、カステラ発祥の地長崎だけにある『カステラ神社』、一度見たら忘れられないとてもインパクトがある『カステラ神社』です。



そして港に下りて神殿風の洋館『長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館』があります。
長崎市内の洋館の中にあっては最大級であり、1階部分を連続アーチのアーケードとして、2・3階部分にコリント式の円柱を通した大オーダーとし、その上に三角破風の屋根をのせるなど、海側の正面性を重視したデザインとなっています。明治~昭和初期の建築界の偉才、下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構であり、国指定重要文化財となっています。



近くには、長崎ちゃんぽん発祥の店『四海樓』があります。1899年(明治32年)創業の『四海樓』は、長崎の名物ちゃんぽん発祥の店として知られます。当初は「支那うどん」と呼ばれ、長崎に来ていた中国人留学生のために、おいしく、ボリュームと栄養があり、安いメニューをと、こちらのお店の初代『陳平順』さんが考案したそうです。ちゃんぽんと並んで名物の皿うどんも、こちらのお店が発祥です。2Fにはちゃんぽんの歴史を学べる「ちゃんぽんミュージアム」もあります。



『四海樓』の広場は長崎ランタンフェスティバル中に街を練り歩く龍踊りのコースになっていて運良ければ出会えます。



長崎らしさのちゃんぽん文化をよく味わえるまちまーい南山手でした。


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