「♪やっぱり俺は~キクマサムネ~」で一躍有名になった昭和50年のテレビCFの『菊正宗酒造』を訪れました。
敷地内にある『菊正宗酒造記念館』には、国指定・重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類を展示されてます。酒造りの歴史を今日に伝える資料館として、年間4万人弱の来館者を数えており、日本酒の複雑な呼称についてとても勉強になります。
会所場、杜氏や蔵人が生活した部屋
洗場、精米した白米を踏み洗いする場所
釜場、かまどを設け大釜をすえ、甑(こしき)を載せて米を蒸しました。
麹室、麹を育てる部屋
酛場、
菊正宗の淡麗辛口の酒質を醸し出すのが、本流「生酛造り」であり、アルコールを造る酵母を育てる「酛」(酒母)を水と米と米麹から、昔ながらの手作業で4週間かけて造り上げる、酒造りの原点と言える製法です。
しかしながら「生酛造り」は通常の倍以上の時間と手間がかかり、安定的に行うことも極めて難しいため、全国千数百蔵の中でこれを伝承するのは、菊正宗を含めてわずか数蔵で、ほとんどの酒蔵が市販の乳酸と培養酵母を加え、2週間あまりでできる「速醸酛」に頼っていまる様です。
造蔵、醪仕込みする場所、日本酒は三段仕込みで造りあげてます。
槽場(ふなば)、熟成した醪を酒袋に詰めて、酒槽に重ねて搾ります。(圧搾)
囲場、搾りあがった酒を滓引き、火入れをして半年から1年熟成させます。
菊正宗が辛口にこだわるのは、飲み飽きせず、料理を引き立てる日本酒こそ本流であり、それが料理をおいしく味わうための食中酒に最適の様です。
館内には物販・利き酒コーナーがあり、菊正宗の全品利き酒、購入ができます。
『菊正宗酒造記念館』では日本造りについてとても勉強になり、『生酛造り』にこだわる菊正宗の見方が変わりました。
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敷地内にある『菊正宗酒造記念館』には、国指定・重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類を展示されてます。酒造りの歴史を今日に伝える資料館として、年間4万人弱の来館者を数えており、日本酒の複雑な呼称についてとても勉強になります。
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洗場、精米した白米を踏み洗いする場所
釜場、かまどを設け大釜をすえ、甑(こしき)を載せて米を蒸しました。
麹室、麹を育てる部屋
酛場、
菊正宗の淡麗辛口の酒質を醸し出すのが、本流「生酛造り」であり、アルコールを造る酵母を育てる「酛」(酒母)を水と米と米麹から、昔ながらの手作業で4週間かけて造り上げる、酒造りの原点と言える製法です。
しかしながら「生酛造り」は通常の倍以上の時間と手間がかかり、安定的に行うことも極めて難しいため、全国千数百蔵の中でこれを伝承するのは、菊正宗を含めてわずか数蔵で、ほとんどの酒蔵が市販の乳酸と培養酵母を加え、2週間あまりでできる「速醸酛」に頼っていまる様です。
造蔵、醪仕込みする場所、日本酒は三段仕込みで造りあげてます。
槽場(ふなば)、熟成した醪を酒袋に詰めて、酒槽に重ねて搾ります。(圧搾)
囲場、搾りあがった酒を滓引き、火入れをして半年から1年熟成させます。
菊正宗が辛口にこだわるのは、飲み飽きせず、料理を引き立てる日本酒こそ本流であり、それが料理をおいしく味わうための食中酒に最適の様です。
館内には物販・利き酒コーナーがあり、菊正宗の全品利き酒、購入ができます。
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