三日麹(普通は2日ぐらい)の丁寧な泡盛造りで有名な『崎山酒造廠』はやんばるの金武町にあります。明治38年首里赤田で創業以来、積み重ねてきた泡盛造りの伝統と技術のある蔵元です。昭和21年、天然水の恵みを得たこの地に根を下ろして68年になりました。以前こちらには訪れてました。
こちらの蔵元では荒焼の酒甕を造っている陶芸家『ポール・ロマリー』さんの甕を使っており、今回お邪魔しました。
陶芸家『ポール・ロマリー』さんの造る酒甕は独特の重厚感のあり、重厚な古酒(クース)ができそうです。
一方、釉薬を使っている上焼の『陶眞窯』さんの酒甕も使っていました。
シンプルでスリムなサイズの酒甕で 又、上品で華やかな絵柄の甕もあります。
『崎山酒造廠』のショップには、他には3年ものから10年ものの「蔵出し限定」の古酒もありました。
そして、『崎山酒造廠』はこの地方で親しまれた沖縄のチャップリン事「小那覇舞天」さんの名前をとった「舞天」や4社共同泡盛黒糖酵母使用の限定酒「和尊」など特色のある製品を送り出しています。
どの地においても共通するのは「もっと旨い泡盛をつくりたい」という思いで、崎山の技と豊かな山清水の出会いは究極の技のひとつでしょう。『崎山酒造廠』は丹精こめた「三日麹」へのひたむきさ、酵母にかける豊かな感性、旨さへのこだわりも進化し続けいる酒造所です。
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