『境川』は相鉄いずみの線と横浜市営地下鉄と並行して交差します。そして広大な湧水池があります。「境川遊水池公園」の今田遊水地です。
「境川遊水地公園」は、境川遊水地の上部空間を県立公園として整備したもので、平成16年度に事業着手し、令和元年7月に全面開園しました。 公園内には、境川の自然豊かな水辺空間を活かし、様々な生きものが生息できるビオトープがあり、環境学習などが体験できる場を提供されています。また、レクリエーションの場として、少年野球場、多目的グラウンド、テニスコートの有料施設と、噴水広場や芝生広場などの施設があります。
遊水地は、河川堤防の一部を低くして河道からあふれた洪水を一時的に貯留することで、洪水被害を軽減させるためにつくられる池のことです。「境川遊水地」は、俣野遊水地、下飯田遊水地、今田遊水地の3つの遊水地によって構成され、合わせて約30haの広さを有し、約90m3/sの洪水調節を行います。
ビオトープとは、ドイツ語で「生きものの棲む場所」という意味で、様々ないきものが生活できる環境を造って、維持していくことをいいます。ビオトープ内は一般の立ち入りを禁止し、動植物の保全を行っています。
更に下ると「鷺舞橋」に到着します。県立境川遊水地公園の『ランドマーク』として設計された 人と自転車のための橋で 円弧を描いた橋桁を傾斜させた支柱からのケーブルで斜めに吊っている「片面吊り形式の曲線吊り橋」という世界でもめずらしい日本初の吊り橋だそうです。
更に下ると「俣野遊水地」になります。
ここで『境川』は「和泉川」と合流します。
「和泉川」は、神奈川県横浜市西部を流れる二級河川で『境川』の支流です。全長は9.42kmあり、ふるさとの川整備事業河川です。「和泉川」は市民の森 、隣接 、緑地を水源とする河川で、上流部流部に市街地があるが、ほかは水田、農地であります。
源流は瀬谷区の東端にある「瀬谷市民の森」で、その後『境川』と並行して瀬谷区、泉区を南下して、戸塚区俣野町で『境川』に合流します。
また、川沿いには緑地や屋敷林などの自然景観が多く残され、横浜のふるさとの特徴である谷戸景観をとどめる数少ない川であり、泉区内の地蔵原や瀬谷区内の東山など水辺が数多くある川でもあります。
続く、、、
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