おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

創業1905年の泡盛蔵元 『崎山酒造廠』

2015-05-20 05:58:45 | グルメ
『崎山酒造廠』さんは、明治38年に首里赤田町で創業した由緒正しい首里三箇の流れを汲む歴史ある酒造所です。戦後、官民の酒造所として現在の金武に移って創業しています。その伝統ある泡盛の蔵元に伺ってみました。

『崎山酒造廠』さんの代名詞『松藤』は二代目崎山起さんと妻子さんの名前から命名されて、夫婦二人三脚で泡盛造りをしてその愛情の深さが伺われる銘柄です。たくさんの賞状が飾れてその実力がわかります。

戦後の建物を現在でも使用しており、とても歴史を感じさせる酒造所で松藤がなぜ美味しいか納得できます。

生産現場の最初は回転ドラム式自動洗米・蒸し機です。丁寧に清掃作業を行っています。

こちらは麹を育成する三角棚です。崎山さんの特徴である『三日麹』は、この三角棚でじっくり熟成された麹造りで老麹の良さを引き出しています。

こちらは発酵中のもろみです。アルコール度18%ぐらいで既に泡盛の香りがします。

崎山さんではステンレスタンクの中で普通より長めの約28日間かけて丁寧に発酵させます。

こちらは心臓部の横型定圧蒸留機です。

蒸留・冷却後に出てくるアルコールの度数を測る酒精計です。最近はデジタル式を使用してますねぇ。

こちらは蒸留後の泡盛を寝かせるタイルの地下タンク?です。戦後造られたものを未だに使用してます。とても歴史を感じさせますねぇ。

蔵元で一番大切な場所、甕貯蔵の倉庫です。泡盛はここで何年何十年寝かされ美味しい古酒になります。壁には蔵麹で黒くなっていますねぇ。

こちらは事務所にある販売コーナーです。たまに蔵元でしか出さない掘り出し物があります。おじぃは熟成13年以上(貯蔵年数が正確にわからない古酒)の古酒をお安く購入しました。


泡盛『松藤』は歴史を感じさせる工場で、『三日麹』や『長期仕込』の丁寧な泡盛つくりと恩納岳の軟水の『天然山清水仕込』と変わらない伝統の醸造技術により造られてます。フルーティの中にコクと深みがあり、柔らかい甘さがあるオールラウンドに泡盛ファンにお勧めの一品です。

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絶景の観光スポット『万座毛』

2015-05-18 05:57:49 | 旅行
『万座毛』は、リゾート地の恩納村にある絶景の観光スポットで琉球王朝・尚敬王が”万人が座る草原”と言われ『万座毛』の名前の由来となった様です。その景勝地を訪れました。

まず上空から見る恩納村一帯で珊瑚礁の美ら海がよくわかりますねぇ。

景勝地の絶景へのアプローチは目の前に高大な草原が広がりワクワクします。

こちらが有名な象の鼻のような形をした岩で良く見ます。隆起した珊瑚岩から成り高さ20mのダイナミックな断崖絶壁にです。

こちらも東シナ海側で海に突き出した高さ20mの断崖絶壁は迫力があります。

遥か遠くに30kmぐらい離れた伊江島のタッチューが見ます。

こちらは北東側の本部半島です。

『万座ビーチ』のラウンドマークとなっているANAインターコンチネンタル万座リゾートです。珊瑚礁の斑な海は素晴らしい美ら海です。


ここの景色はほんとうにまったりできる絶景ですねぇ。太陽の日差しによっていろいろな姿を見せる景色は一日眺めていても飽きないです。ここで泡盛をひっかけながら三線で歌えたら最高ですねぇ


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創業1949年の泡盛蔵元 『恩納酒造』

2015-05-16 06:50:46 | グルメ
『恩納酒造』さんはリゾート地恩納村にある唯一の泡盛の蔵元で、恩納村民10名の有志が資本を募り始めた小さな蔵元です。主要銘柄は『萬座』や女流歌人の『ナビー』があります。

恩納酒造さんは快く工場見学をさせて下さり覗いてみました。


まずは仕込み工程の回転ドラム式自動洗米・蒸し機と製麹用の三角棚です。

こちらは三角棚の中です。種麹(麹菌の付いたタイ米)を育成させる棚で下から送風して一定温度を保ち2~3日かけて麹にしていきます。

こちらは発酵中のもろみで発酵が終わるともう少し黒くなる様です。麹に水と酵母を加えて温度管理をして約20日間でもろみ(アルコール分解)になります。

こちらはできたもろみを蒸留する横型蒸留機です。他の酒造さんと似てますが、細かいところを工夫しています。

蒸留後に泡盛を熟成させるタンクです。ステンレスとホーロータイプがあります。


恩納酒造さんは小さな蔵元ですが、伝統的な泡盛造りをして地元優先に造られています。主要銘柄の『萬座』は、香ばしく豊かな香りと甘味のある味わいで飲みやすい泡盛で全国区でもどんどん広げていける泡盛です。


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なかゆくい市場 『おんなの駅』

2015-05-14 06:04:56 | グルメ
恩納村にある『なかゆくい市場おんなの駅』は、沖縄のおみやげや地元の料理が充実したドライブインです。緑の丘陵地帯に美ら海の海岸線があるリゾートとしても楽しめ場所です。

”なかゆくい”とは、”一休み”の意味で市場があるドライブインの意味でしょうか。

市場には大宜味村産の巨大な大根も売っていました。

これは沖縄の『田芋』、沖縄の郷土料理によく使かわれる食材です。

『なかゆくい市場おんなの駅』にはここでしか食べれない物があります。まずは『もずく肉まん(280円)』、皮にもずくが練り込まれています。

餡の具にもずくが入りもずくの食感を楽しめます。味は肉まんです。

こちらは『ドラゴン(琉球)ボール(100円)』、とても柔らかい揚げ団子です。モチッと揚がったお団子は弾力があり、香ばしさがあり懐かしさを感じる味わいです。

嬉しい事に『なかゆくい市場おんなの駅』の目の前に美ら海があります。

まったりしますねぇ

山側には亀甲墓地もあります。


『なかゆくい市場おんなの駅』は市場やレストラン、美ら海を楽しめる恩納村のリゾート地です。日帰りの海水浴に来ても楽しめれるとこですねぇ。

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創業1882年の泡盛蔵元 『神村酒造』

2015-05-12 06:01:17 | グルメ
うるま市石川にある『神村酒造』さん、明治15年(1882年)に那覇市繁多川で創業を始め、平成11年(1999年)に現在あるうるま市に移ってきました。130年あまりの創業で伝統のある蔵元さんを伺ってみました。

『神村酒造』さんの特徴は、泡盛の樽貯蔵の熟成を研究してオーク樽熟成古酒『暖流』を製品化しました。琥珀色をした暖流は甘く芳醇な香りと豊かなコクがあり、甕貯蔵の泡盛とは趣を異にした味えます。

『神村酒造』さんは郊外にあり、緑が多くて別荘の様な工場です。

敷地内に泡盛ギァラリー『古酒蔵』があり、別荘のロッジの様でこちらで試飲をさせてくれます。

『神村酒造』さんは積極的に工場見学を行っており、見せる工場として解り易い説明パネルが置かれています。こちらは上側が洗米・蒸し機、下側が麹を育成させる麹室です。

蒸留酒の心臓部の横型蒸留機、多くの泡盛の酒造所で使用しています。

『神村酒造』さんの特徴である貯蔵用の樽です。ウィスキーの様に焼いたオーク材で貯蔵するとコクのあるとスパイシーな香りがし薄い琥珀色をした泡盛になります。

あのマッサンのニッカウィスキーが沖縄でウィスキーを造る時に樽貯蔵の話で『神村酒造』さんに話があった様です。

こちらは通常貯蔵のステンレスタンク、銘柄は『守禮』が有名ですねぇ。


専務さんがとても親切に案内して頂き、いろいろ詳しく泡盛のお話を伺えました。よく『人のつながりに感謝』を言葉にして、泡盛造りを通して人の輪を広げて幸せにしたいという考え方が伝わってきました。泡盛を造るだけではなく、泡コン(泡盛懇談会)や敷地内でのBBQ大会などイベント開催して神村ファンを増やしており、とても魅力ある泡盛の蔵元と感じました。

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