おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

三山分立時代頃の城『具志頭城』@沖縄具志頭

2018-06-15 06:01:04 | 旅行
『具志頭城』は、14世記から15世記中頃のグスクです。具志頭按司が築城したものと伝えられ、自然の断崖上に構えられた山城で、現在では少しの石積みと石垣が残ってます。



自然の断崖上に構えられた山城形式にして連格式の城であり、沖縄の古城跡の中でも大きい方です。



広々とした公園内は戦跡公園として整備されており、公園内には『戦没者名簿刻銘板』『土佐之塔』『慰霊顕彰碑』『忠魂碑』『魄粋之塔』『甲斐の塔』などの戦没者慰霊塔や、『具志頭城内之御嶽』などがあります。



断崖の上からの眺めは果てしない紺碧の美ら海が広がります。



慰霊の地『具志頭城跡』の素晴らし眺めは静かに楽しみましょう。


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久しぶりに泊まった『ルートイン那覇泊港」@那覇

2018-06-13 06:06:19 | 旅行
『ルートイン那覇泊港』は、アーバンリゾートを象徴するオフィスビルが立ち並ぶ国道58号線沿いにたたずみ、那覇の中心に位置するベストロケーションにあります。



こちらの最上階には、心を解きほぐす『旅人の湯』の展望大浴場があります。



『旅人の湯』は、ラジウムにより軟水化された、水当たりが軟らかく肌に潤いを与える人工温泉です。



ミネラル成分が皮膚を刺激して、発刊作用を促し血液中のコレステロール、乳酸、毒素といわれる老廃物を汗とともに排出します。更に血行を良くして新陳代謝を活発にし、自然治癒力を高めるようです。



朝風呂の後は、自慢のバイキング朝食です。



生フルーツやヨーグルトはもちろん、沖縄のルートインでしか食べられない限定メニューを用意されて嬉しいですねぇ。



『ルートイン那覇泊港』で朝風呂を楽しんで、朝ごはんをしっかり食べて、一日のスタートを満喫して下さいねぇ。


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琉球時代の伝統『古我知焼』@沖縄名護

2018-06-11 05:51:08 | 旅行
『古我知焼(こがちやき)』は、喜納(きな)・知花(ちばな)・湧田(わくた)・宝口(たからぐち)などとともに、沖縄の古窯のひとつに数えられる窯元です。

1800年代初めから途絶えていた伝統が、1974年に「仲宗根隆明」さんが五袋の登り窯を構え、創作を始めたことによって復興されました。

ちなみに喜納(きな)・知花(ちばな)・湧田(わくた)・宝口(たからぐち)の窯は、1682年尚貞王により、那覇の『壺屋』に統合されて現在も引き継がれています。



住居兼工房兼ギャラリーは、田園風景を通り過ぎた先の集落にあり、鳥や虫の声がささやかに響く静けさの中、夜には満点の星空が広がり、朝には朝もやに包まれた幻想的な景色が見られる場所です。



土は、かつて古我知の地でとれた、焼物に適した土と同じ地層のものを名護市内で採取しているほか、ものによっては中部や県外の土をブレンドしてます。



そこに、乳白や緑釉、コバルトや深紫など、他の窯元のやちむんではあまり見かけない色も使って絵付けを行い、現代の暮らしに合った新たな『古我知焼』の世界を展開しています。



古酒を育てるやんばるの酒造メーカーの泡盛を詰めた酒甕ありました。



何点か素晴らしい酒甕がありましたが、残念ながらどれも素焼きの『荒焼』ではなく、釉薬をかけた『上焼』の酒甕でした。



高温で時間かけて焼き締めを強くする『荒焼』の酒甕を造るのはとても難しいようですねぇ。




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修復された赤瓦の沖縄建屋『津嘉山酒造所』@沖縄名護

2018-06-08 05:36:44 | 旅行
『津嘉山酒造』は1924年ごろ現在の名護市(旧国頭郡名護町)で創業し、沖縄本島北部で初めて泡盛の製造免許を取得した歴史ある酒造所です。



酒造所建物は1927〜1929年に建設され沖縄県内の酒造所の中で唯一戦火を免れたもので、現存する赤瓦の木造建造物としては最大級規模といわれていて、2006年登録有形文化財に、2009年に国の重要文化財に指定されました。そして2017年12月、4億円かけた7年間の再建工事が終わりました!



こちら母屋の屋根、鉄骨で覆われています。



母屋の蒸留機はそのままの状態です。銘柄『國華』は健在です。



母屋からは立派なフクギが眺めれて沖縄を感じ癒されます。



沖縄建屋では珍しい玄関がありました。家主の意向なのでしょうか。



玄関を上がると立派な奥の間に繋がる廊下があります。



こちらが奥の部屋(離れ)です。完全に和式の造りですねぇ。



そして奥の間からの眺めは沖縄庭園?



こちらも琉球庭園です。



1・2番座の裏にある裏座、貴重品をしまう物置や休憩室に使用されるほか産室、若夫婦室、子ども室などに使用されます。



母屋のとなりにある麹屋も建替えられました。



銘柄『國華』で有名な『津嘉山酒造所』さんは、建屋の工事中にお邪魔してました。工事中はこんな状態でした。



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幻のヘリオス酒造『主窯(ぬーしがま)』を求めて@沖縄名護

2018-06-06 05:33:09 | 旅行
600年の歴史を持つ泡盛の伝統的な熟成容器が「甕」です。泡盛を寝かせる甕は、通常「荒焼(アラヤチ)」と呼ばれる無釉の焼締め甕を用いますが、ただ通常の甕に入れておけば熟成するというものでもありません。



一般的に、長い年月をかけて甕に酒を寝かせておくことで、荒焼の甕に含まれている鉄分、カルシウム、マンガン等の土の成分が、熟成にとって欠かすことのできない重要な役割を果たすといわれています。



それはつまり甕を焼く以前、土選びから始まっているのです。



ヘリオス酒造は、平成15年12月、沖縄本島南部の具志頭(ぐしかみ)村のヘリオスブルワリー内に登り窯を完成させ、それを『主窯(ぬーしがま)』と名づけました。「沖縄の土」にとことんこだわり抜き、釉薬を一切使わない焼締め一本にこだわった窯でした。



『主窯(ぬーしがま)』は純粋に沖縄の土にこだわり、現在の沖縄県内ではあまり類を見ない高温、長時間の焼成を行っていました。



又、『主窯(ぬーしがま)』は薪で火をくべる「登り窯」で、電気窯やガス窯に比べてはるかに時間と手間がかかります。



しかしそういった、いわば自然との闘いのなかから生まれる作品は、電気やガスとは比べものにならないほど表情豊かなものとなります。



そして土の芯までしっかり焼き上がり、酒甕により高い質を与えてくれます。



残念ながら、現在、『主窯(ぬーしがま)』は閉められてしまい、ヘリオス酒造の甕は「沖縄県酒造協同組合」から送られてくる甕を使用しているそうです。



一方、ヘリオス酒造の『与那の蔵(よなのくら)』は、沖縄県北部・国頭村(くにがみそん)の与那トンネル跡を利用した貯蔵庫です。まさに泡盛の熟成にはこの上ない最適な環境で、古酒造りに『預り古酒』を承っています。



『主窯(ぬーしがま)』は極め付けの酒甕造りを目指したのですが、今では幻の窯となってしまいました。



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