きょうはボランティアでした。
ボランティアにあまり興味のない方もこんな活動もあるんだって思って読んでもらえると嬉しいです。
同じ団地の中の２０人位の高齢者の方と月に一回ですが、団地の中心にある公民館でお昼ご飯を食べます。
ボランティアが、朝から数種類のメニューのお食事を作ります。
出来上がった頃、高齢者の方が来られ、出来立てのお料理をおしゃべりをしながら食べ、その後、歌を歌ったり、時には私も藤沢周平作品の朗読を聴いてもらったりします。
まだ団地の中には、沢山の高齢者の方がいらっしゃるのですが、この会に参加される方はごく一部のとっても積極的な方だけです。
で、今日は、１２月という事で、忘年会です。
いつもの公民館ではなく、お食事処にお出かけしました。
ボランティアの運転する５台の車に分乗し、目的地までしばしのドライブ。
私の車にも４名のおばあちゃん達。
みんなの年齢をあわせると、３５０は超えている。きゃ～、いつもにまして、命の重みをハンドルに感じ慎重に運転開始！
車中の会話はブログネタの宝庫。
じゃぁ、いきますよ、得意の実況中継！ついてきてね～
Ａおばあちゃん
「まぁ、お肌の曲がり角は８０ね、８０過ぎるとしわが増えていけないわ～」
Ｂおばあちゃん
「そうそう、私もそう思うわよ。８０までわりとみられたものね。」
Ｃおばあちゃん（この中では最高齢）
「まだまだ、あなた達は若くて綺麗よ。」
私
（８０がお肌の曲がり角か～、まだ当分大丈夫だわ）
Ａおばあちゃん
「主人もいなくなって、私、今が１番幸せだわ～」
私
（ダンナがいなくなると幸せになれる？奥が深い）
Ｂおばあちゃん
「そうね、うらやましいわ～。家はまだ元気でいるからけんかばっかりよ。」
Ｃおばあちゃん
「けんかする人がいるのは幸せなことよ、一人はやっぱりさびしいわよ。」
私
（なるほど・・・・）
Ａおばあちゃん
「私ね、さみしいから、しゃべるお人形買ったのよ。おはようとか、おやすみとか、いってらっしゃいとか、おかえりなさいとか言うのよ。」
Ｃおばあちゃん
「うわ～、それ私もほしい、どこに売ってるの？」
Ａおばあちゃん
「デパートに売ってると思うよ。」
でもって、私がCおばあちゃんに後日デパートに行ったときに買ってきてあげる約束をしたのですが・・・。
帰って、ネットで調べたらどうやら、おしゃべりたっくんとかいうのみたいです。
まだまだ続いたのですが、きりがありませんので。
お食事を済ませ、又、帰り同じメンバーを乗せて、家まで送り届けて今日のボランティア終了です。
今日の私の小さな幸せ
今日の忘年会に、１０３歳のおばあちゃんも参加。
彼女が乾杯の音頭。
「世界平和と、日本の平和、皆さんの幸せをお祈りしてかんぱ～い」
この言葉に私しびれました。
彼女の横にいたお友達に
「世界平和とは大きくでたねぇ～」
と突っ込まれていました。
「体がこんまいから言う事位、大きい事言わんとねぇ」
と見事に切り替えしていました。
来年も、再来年もず～と忘年会にでれるといいねえ。
