あれから一週間。(きみまろさんふうに)
今日病院に行ってきました。
先週の今頃、並べられている週刊誌も大画面のテレビも見る気にならず、じ~っと目を閉じてひたすら名前を呼ばれるのを待っていたっけ。
今日はギブスが短くなるのが嬉しくてへらへらした顔。
やはりそんな顔は周りの人にもわかるようで
「どこがお悪いのですか?」
って横に座られていた方に話しかけられました。
「手首と指先なんですよ。」
と、私。
「私も手首なのよ。」
と、反対側の女性も参戦。
「私はね・・・・。」
カ~ン、ゴングが鳴らされました。今まさに骨折自慢大会の熱きバトルが開始されました。(古館さんふうに)
は~みんなすごい。私の骨折なんか相撲で言えば幕下。
横綱級の方がそんな私を見て
「でもあなた両手は凄いわ。」
きゃ~、小結くらいに昇格、やりぃ~!
骨折自慢大会続行中、一人名前を呼ばれ、又一人と治療室に入っていかれます。
で、出てこられる方に投げかける言葉。
「つきました?」
小包じゃなくて、骨の事。
「まだです。」
「あ~そう。」
又次の人。
「つきました?」
「まだ。」
私、あんまりみんながつかない、つかないって言うから
「アロンアルファでいいからつけてもらいたいですよね。」
って言ったら、受けてしまいました。
おバカな事を言ってたら私の順番。
先生の机の前に今日撮ったレントゲン写真。
がくっ、先週とち~とも変わってません。
私もアロンアルファ組みだわ。
鳥越俊太郎似の元気先生が
「おまたせしました。」
と言い、それから私のレントゲンをみて
「う~ん」
(いやだよ、いやだよ、不吉な予感)
「いや~、上手な折れ方してますね!!!!」
がくっ。
「ここみて下さい、ね、少しもずれてなく本当に上手に折れてますよ。」
「・・・・・」(喜んでいいやら、悪いのやら)
「上手には折れてますけど長引きますね。」
「・・・・」
というわけで、ギブスは短くはなったのですが、鉛筆握れない右手では仕事復帰も無理。(パソコンは使えるんですが)
やっぱりへこみました。
よかったじゃん、オリンピックあるし、昼ドラも観れるしと自分に言い聞かせても、やっぱり自分の分の仕事を職場の人に負担をかけていると思うと・・・。
へこんだ私をみたダンナが
「何もできないのはいいけど暗い顔はだめだ。」
と活をいれられました。
少しあせってしまったようです。
まだ一週間しか経っていないのにね。
能天気なことだけが取柄の私でした。
気を取り直して、又おちゃらけて過ごします。
今日の私の小さな幸せ
病院で骨折友が沢山できたこと。
ダンナに活を入れてもらったこと。
元気先生に「骨の折り方を誉められた事」