疎外感抱えた「いい子」
という23日の朝日新聞の朝刊の見出し。
奈良県の高校一年生のおこした事件。
教育熱心な父親と息子。
この関係は母親と息子との関係とは又微妙に違うような気がします。
同姓ということもあります。
勿論、母親と娘の関係もこじれるとかなり難しいようです。
朝日新聞に「声」という読者の投稿記事が掲載されている紙面があります。
たまたま、上の見出しがでていた日の「声」にこんな投稿が。
宮崎市の鶴薗真知子さんの
「父親の一言で娘に笑顔戻る」
これには、
高校一年生のお嬢さんがかなり落ち込んでいた。
その理由は、毎週テストがあること、クラスで毎回順位がつけられること・・・・。
それを聞いた母親の鶴薗さんは
「そんなことで悩んでいたわけ。いまからテストはたくさんあるのよ」
と怒鳴ってしまったそうです。
そんな二人の話をスポーツニュースを見ながら聞いていた父親である鶴薗さんのご主人が
「高校に入学してから、さぼらず勉強をしてきただろう。
・・・・・
お前の頑張りは誰よりも認めるよ」
とお嬢さんに話して聞かせたそうです。
それからお嬢さんの顔に笑顔が戻った、父親の一言、存在はすごいと思った。
と書かれていました。
子育てって本当に難しいですね。
考えてみれば、自分が育てられたように、自分の子供も育てているような気がします。
子供は、厳しくしつけなかればいけないときもあります。
でも、どちらかが締めればどちらかが息抜きさせてあげるという役割分担が必要なのかもわかりません。
たまたま、この記事が同じ日の紙面に掲載されてたのを読んでそう思いました。
彼の場合、「いい子」を演じていて、複雑な家庭環境もあったのでしょうが、息抜きできる人、息抜きできる場所がなかったのでしょうね。
W杯、お父さんと一緒に観戦していたら、こんなことにはならなかったでしょうに。
これから、このお父さんとこの少年はどうやって生きていくのでしょうかね。
そういうわが家の父親は・・・・。
長男は試験の前になると、電気をこうこうとつけたままいつ行っても爆睡。
夫に
「私が言っても聞かないからお父さんがガツンと言って、ガツンと!」
と頼んだ。
「よし、わかった!」
と、二階へ。
次男と
「お父さん、何て言って怒るかな~」
と階段の下で二人で耳をダンボにして聞いていたら
「おい、寝る時は電気を消して寝ろ!」
次男と二人で思いっきりずっこけてしまいました。
まあ、こんな感じの親に育てられたわが家の二人の息子は自分のリュック位は背負えても、日本を背負ってたつような大人にはなれそうにありません。
今日の私の小さな幸せ
アルストロメリアの花。
この花、個性的なせいか好き嫌いがわかれるようです。
でもね、花言葉は「幸せな日々」ですって。