土曜日、晴れ。
月曜日、晴れ。
あ~かんじんの日曜日に、雨。
青空に映える帆船の写真が撮りたかったのですが・・・。
と、前置き、いいわけはここまでにして~と。
大分県佐伯市佐伯港の女島ふ頭に
独立行政法人 航海訓練所の航海練習船
「日本丸」
が寄港しました。
手を合わせて安全を祈る船首像
「藍青(らんじょう)」
色んな商船学校から、76名の実習生。
19~20歳の若者達。
帆を張る訓練「セイルドリル」の様子です。
はりめぐらされたロープの数、300本。
すべてを覚えなくてはならないそうです。
高いところでは、へっぴり腰になる私。
雨の中、見ている方がふるえあがりそうになりました。
はだしで作業です。
実習生の中、11人、女性。
号令をかけていたのも女性でした。
下まで聞こえてくる、良く通る声でしたよ~。
張られた帆が突風を受けて、日本丸が動きだした時のために、タグボートが2隻近くで待機しています。
下で帆の張られるのを見ているとき、時折強い風が吹きました。
持っていた傘が、飛ばされそうになります。
小さな傘にさえ、風の強い力を感じるのですから、こんなに大きな帆なら、船も動かせますね。
平均時速は、24キロ。
嵐の時、40キロの最高速度が出たそうです。
その時は、船体が45度傾いたとか。
やがて、すべて実習生たちの手作業で見事に帆が張られました。
帆の数は36枚。
一番下の大きな帆は、畳110畳の広さ。
4本のマスト。
船底からの高さは、一番高いので55メートル。
船体の長さは、110メートル。
「太平洋の白鳥」
とも呼ばれる日本丸。
晴れていれば、白鳥の羽根も、もう少し綺麗に写せたのではないかなあ。
明日、実習生を乗せて、佐伯を離れます。
また、今度、いつ会えるかしら?
今日の私の小さな幸せ
急に寒くなりました。
鍋もののシーズン到来。