小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

天地人第16回

2009-04-19 21:36:39 | 小さな気付き

 

越後に咲いた、雪割草

 

と、いいたいところですが、これは「一輪草」。

4月19日の誕生花。

 

じゃあ、今夜もいきま~す。

 

「信玄の娘」

 

御舘の乱は、みんなの心に大きな傷跡を残しました。

 

しかし、一番傷ついていたのは、景勝。

自分に、謙信公の後を継ぐのにふさわしい力があったなら

誰が見ても、謙信公の後継者にふさわしいと思ってもらえていたら

あの戦はなかった

 

と、自分のふがいなさを兼続に吐露します。

 

こういう弱いところを素直に、部下にみせることができるから、部下は何がなんでもこの人を守らなければと思うんですね。

「この人には俺がついてなければ!」

 

三国志の中でも、劉備玄徳は、スペシャルな人ではなかったといいます。

だからこそと、関羽、張飛、孔明達は、彼の為に命を捧げます。

 

あ、話が横道にそれましたね~。

 

さて、いよいよ、武田の姫が嫁いできました。

その名は「菊姫」

 

婚礼の宴の席、苦虫をかみつぶしたような顔をして酒を飲む殿。

その横顔を盗み見る姫。

険悪です。

 

そして、二人きりの夜が・・・。

 

さっさとお床入りする積極的な姫。

姫にリードされ、あれれととまどいながらもその気になる殿。

 

が、殿、あま~い。

 

菊姫ちゃんの手が、隠しておいた脇差に伸びます。

おおいかぶさる殿の背中にその脇差がにつきたてられました。

殿は、姫に男の度量をためされたのでした。

第一テスト、合格。

 

菊姫、実家のことを殿にその潤んだ目で頼みます。

しか~し、わたしの殿は、嘘がつけない性格です。

 

座りなおして、

「約束はできぬ!」

(安請け合いしない殿は立派です)

「許せ!」

 

 

チッ、使えない男!

と、とっとと寝所を後にする菊姫。

 

 

さあ、今回から初登場の、狸、家康(松方弘樹)。

頭にシリコン入れた?

大相撲ではみかけたことがあるんですけどね~。

 

阿部ちゃん謙信がいなくなったから、アクの強い人が欲しな~って思ってたんですよ。

いいですね、松方さん。

 

さてさて、姫と殿の間がしっくりきてないことが気になる兼続君。

二人の仲をとりもとうとします。

これもお仕事、お仕事。

でも、相手にされません。

 

そんな菊姫を訪ねてきたお姑さんの、仙桃院様。

(先週、いずこへ?と、心配していましたが、ちゃんと帰ってきていました)

 

このふたり、女ごころを語り合います。

「あなたの実家はまかせなさい」

と上手いことをいう姑。

 

「でも、あなたの息子は知らん!と言った」

と言い返す嫁。

 

「あの子は、私と違って嘘がつけないから!」

と何食わぬ顔で答える姑。

 

しかし、仙桃院様も、ご自分のご主人を、謙信の家来に水に沈められたんでしたね。

そして、愛する娘も自分の息子によって死なせてしまっています。

この時代の女性は、本当に生きていくのが辛いですね。

 

そこをまたするどく突く嫁。

 

「夫も娘も死なせ、それでも幸せだったのですか?

おなごの一生とは何なのでしょうか?」

と、問い詰めます。

 

仙桃院様は何て答えるのだろうと、わたしも菊姫同様、身を乗りだして聞こうとしていたら

「樋口兼続でございます」

だから~、大事な話をしてるときなんですよ~兼続く~ん!!

山口果林さんじゃなくても怒るよ!!

 

まあ、仕方がない主人公ですから、つきあいましょうかね。

主人公、兼続君は雪割草を見せたかったのです。

その花をみて華姫を思いだして泣く仙桃院様。

その姿にこの時代を生き抜く女の辛さを感じ取った菊姫。

春の日差しを浴びて開いた雪割草のように、心を開いていった菊姫だったのでございます。(宮本信子風にね)

 

菊姫様、いいですね~。

聡明で、強さと優しさも併せ持っていて、素敵な女性です。

この役、どんどばれの比嘉愛未さん上手く演じていましたね。

 

兼続関係の本を読んでも、この後、景勝はずっと菊姫ただひとりを愛し続けると書いています。

 

素敵なカップル誕生です。

 

そして、兼続君、今まで自分を毛嫌いしていた上司達にも認められ大出世。

22歳で家老。

 

 

チーム兼続の面々も一緒に出世。

(あ、パパイヤさんは?パパイヤさんは偉くなれんかったの?

石ちゃんとの仕事が入っていて忙しかった?)

 

お船さんダーとも、すっかり気持ちが通じました。

やっぱりな~、上手くいきすぎだと思ったわ。

お船さんダー、刺されました。

「上杉をたのむ~!!!」

 

で、今夜はここで終わり。

次週に続く!!

です。

 

今夜は、殿がたくさん出たので、大満足。

 

来週は、いよいよ、樋口から直江になるんですね。

乞うご期待!!

 

今日の私の小さな幸せ

 

今日、買い物をしていると、小さな女の子とママの会話が耳に入ってきました。

何か、お誕生日に買って~とおねだりしていました。

「お誕生日は、まだ先でしょ?今何月かわかる?

「う~んとねえ~、じゅうさんがちゅう~」

横にいたこの子のパパは噴き出していました。

「13月ってないのよ。今はね4月!!」

とママ。

「ふ~ん」

 

かわいいったりゃありゃしない。


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8 コメント

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復習 (大ちゃん)
2009-04-20 00:06:28
何かと忙しくて、夕方のBSを見そびれたため、今夜は8時からの1回だけでした。
なので、こちらで復習ね。
加えて、景勝・兼続たちと信長、秀吉それぞれとの成り行きを、ネットのあちこちから引っ張ってきてレポートにまとめておきました。
今更ながら、戦国時代のおさらい。(笑)
それにしても、静かな夜だわぁ・・・
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すばらしい! (スパイダーマン景)
2009-04-20 10:35:57
やはり、戦時が去って平時になり、女性の登場が多くなると、tamiさんの筆も冴えに冴えわたりますね。他の追随をゆるしません。菊姫と殿、菊姫と義母とのからみは、簡潔で軽快な筆さばきでありながら、心の機微をきちっと捉えてらっしゃいますね。渓流釣りの妙技を連想しました。
とくに「チッ、使えない男!」には脱帽です。内心うろたえました…笑。
松方弘樹の家康なら渋く迫るだろうなと思っていたら、ひょうきんな演出。意外性があっておもしろいですね。実際あんなところもあったのかな。「頭にシリコン入れた?」も、うけました…笑。
それにしても22歳で家老とは! 19歳のときの大活躍も誇張ではないわけですねえ。ふつうにやっかみをうける場面もあったりして、これからさき、そういう足引っ張りをどう御していくのかも興味あります。
さて来週は、いよいよお船さんと人生を共に歩きはじめるようですね。放送もレビューも愉しみです。ではまた。
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Unknown (アンジー)
2009-04-20 22:05:48
昨日はフィギュアのエキシビションを見てしまったのですが、tamiさんの記事のおかげでどんなだったかよくわかりました。
KYあるいはMWな兼次くんに大受けです。
わたしも答えが聞きたかったのにぃ~
わたしは城田優さんの真田幸村が早く出てきてくれないかといまから楽しみにしています。
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レポート (tami)
2009-04-20 22:30:51
こんばんは。

レポートにまとめたっていうから、NUKUNUKUにすぐ飛んで行きましたよ。

そしたら、大ちゃんのまったりとしたお顔が・・・。

そうかそうか、手元のレポート用紙にまとめたのね。(笑)

次の次位にまた、二人は苦しい決断を強いられるのよね。

大ちゃんままも歴女デビューね。
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演出 (tami)
2009-04-20 22:40:10
景さん

こんばんは。

他の人のレビューを読んで、はじめて、回により演出をされる人が変わるっていうことを知りました。

第15話は、舞台を手掛けている演出家が担当されたんですね。

華姫を抱いて、霧の中にフエイドアウトするところ、何か変だな~って思っていたんですね。

舞台なら、有りかもしれませんけどね。

しかし、お船さんのご主人ですが、あんなに急にいい人になりますかね~。(笑)

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真田幸村 (tami)
2009-04-20 22:44:55
アンジーさん

こんばんは。

今、歴女と呼ばれる人達の中で一番人気は
「真田幸村」
だそうです。

男性は、織田信長のようですが。

やはり、最後まで「義」を貫く男の生き方に女性は心を奪われますね。

私も、真央ちゃんを観てから、その後観ました。
真央ちゃんの笑顔はやっぱり最高ですね~。
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追記です。 (スパイダーマン景)
2009-04-21 13:17:05
>お船さんのご主人ですが、あんなに急にいい人になりますかね~。
TBされた方々のレビューも精読したのですが、淡雪の雄叫びさんのを読んでいて、ふと感じましたので一筆啓上いたします。
信綱の「変心」のことですが、その変貌に妥当性を与えるとするなら、
「才気煥発で殿のおぼえもめでたいあの若者を敵に回すより、後見的な立場で味方にしていたほうが、ワシとしてものちのちよかろうのう」
と、計算したうえでの変節としかいいようがないですね。
しかも、妻お船の助言があっての方針変更だったとか…笑。これはちょっとうがちすぎかな…苦笑。
まあ、信綱の「変心」に関しては、物語の展開としては唐突の感は否めませんね。仙桃院のあっさりした生還といい、ドラマとしてはフォーローアップが不充分な個所が散見されますね。
これも、回によって演出者が変わるという試み?の弊害でしょうかね。オムニバスドラマならわかりますが、大河ドラマはやはり主役同様演出者も、最後まで同一人が担当するのが最良だと思います。
さてこの投稿は、過日分への追記ですので、ブログの空気を乱すかもしれないと心配することもなく、思いっきり率直に、かつ長めに書かせていただきました…笑。ではこれからも、よろしくです。
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ドラマですからね~ (tami)
2009-04-21 23:51:25
景さん

こんばんは。

原作、脚本、演出、俳優

これらが、みんな、ぴたりとはまると、人の心を感動させることができるのでしょうね。

他の方のレビューは、皆さん年季の入った大河ドラマ通のようです。やはり目の付けどころが違いますね~。

信綱をああいう風に描いたのは、兼続が婿入りするのを視聴者が受け入れやすくするためでしょうね。
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