「花燃ゆ」
来週、美和の洋装姿で最終回
この「霖雨」は松下村塾ではなく
「咸宜園」の話
大分県日田市
天領の日田
広瀬淡窓が主宰する私塾咸宜園
淡窓は日田、豆田町の商家広瀬家の長男として生まれるが
蒲柳の質で家業は弟九兵衛がつぐ
この小説の目次が
底霧
雨、蕭々
銀の雨
小夜時雨
春驟雨
降りしきる
朝霧
恵み雨
雨、上がる
天が泣く
と、色んな雨が淡窓、九兵衛の苦難の人生を表しています
止まない雨はない
淡窓のところに全国から学びに来ます
道うことを休めよ
他郷苦辛多しと
同袍友有り
自ら相親しむ
柴扉暁に出づれば
霜雪の如し
君は川流を汲め
我は薪を拾わん
他郷での勉学は苦労や辛いことが多いと弱音を吐くのは止めにしよう。
一枚の綿入れを共有するほどの友と自然に親しくなるものだ。
朝早く柴(しば)の戸を開けて外に出てみると、
降りた霜がまるで雪のようだ。
寒い朝だが炊事のため、
君は小川の水を汲んできたまえ。
わたしは山の中で薪を拾ってこよう、と詠っている。
故郷を遠く離れた地での勉学には苦労も多いが、寮での友達との共同生活も、
人生の中で味わい深く楽しいものだ、という詩である。
この詩はその後もずっと読み続けられたそうです
知っている地名ばかりなので、苦労なく読めました
雨が降り続くので、暗くなりがちなのですが
そこは葉室さん
読後感はやはりいつもながらいいですね
読んでよかった~と思わせてくれます
次は「風かおる」を買ってきました
でもその前に「春風伝」読み終えないと返却日がせまっています
あ、そうそう豆知識
今の大分県知事は九兵衛の子孫です
最近、本を読んでないなぁ。。。
葉室さんの「春風伝」は読みました。
いつだったっけ?夏頃だったかしら?鹿児島に葉室さんが講演に、来られたので行ってきましたよ。
「西郷」を書きたいって言ってらっしゃったけど。
さっき鹿児島のほうで地震があったようですが、大丈夫でしたか?
春風伝、今、清国に晋作は行ってるところです。
朝が来たの五代さんが一緒。(笑)
花燃ゆの久坂さんも出てくるし・・・。
でも金曜日が返却日。読んでしまえるかな~。