田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『検察側の罪人』原田眞人監督にインタビュー

2019-01-21 09:35:18 | 仕事いろいろ
 『検察側の罪人』のDVD発売に際して原田眞人監督にインタビュー取材。

 前回の取材で「『関ヶ原』は『七人の侍』(54)にどれだけ近づけるかを意識した」と聞いていたので、「今回は『悪い奴ほどよく眠る』(60)『天国と地獄』(63)が念頭にあったのでは?」と質問してみた。詳細は後ほど。

【インタビュー】『関ヶ原』原田眞人監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5fa6ad3450d7047f5187df905d858b83



 ところで、取材前に調べものをしていたら、書棚から原田監督の著書『ハリウッド映画特急』を発見した。この本は、監督が映画ジャーナリスト時代に、雑誌『ポパイ』に、ロサンゼルス発の映画リポートとして、1977年から80年まで書いた記事を一冊にまとめたもの。久しぶりに読んでみたら、これが懐かしいの何の。当時、映画ジャーナリストだった人が今は監督になり、その記事を読んでいた学生の自分が、今は曲がりなりにも映画ライターとしてその人を取材することに深い感慨を覚えた。

 取材場所は成城の東宝スタジオ。今回も『ゴジラ』と『七人の侍』は健在だったが、新たに『酔いどれ天使』(48)の三船敏郎や『女が階段を上がる時』(60)の高峰秀子、そして『モスラ』(61)も発見した。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『シマロン』 | トップ | 『インカ王国の秘宝』と『ジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事いろいろ」カテゴリの最新記事