日本映画の歴史が変わった瞬間だった。第96回アカデミー賞視覚効果賞を映画『ゴジラ-1.0』が受賞。日本のみならずアジア初の快挙だった。ハリウッド大作では1000人が投入されるVFXの現場で、山崎貴監督率いる山崎組は35人。視覚効果賞は「目指してはならない聖域」とされ、「ハリウッドの20年遅れ」と揶揄された時代があった。山崎たちはいかにして快挙を成し遂げたのか? そこには、運命の出会いがあった。
この番組を見て、『ゴジラ-1.0』は“海とゴジラの映画”だったのだと改めて感じた。映画作りでのプロデューサーの存在の大きさ(この場合、阿部秀司と山崎貴監督の関係)や若手スタッフ(野島達司、佐藤昭一郎)の才能を思い知らされた。「ひとりハリウッド」の異名を持つ田口工亮の存在も面白かった。
“戦争とゴジラ”に回帰した『ゴジラ-1.0』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4d2924591fd335101ac0452a1de17098
ゴジラ生誕70周年記念上映「ゴジラ・シアター」7月『ゴジラ』(『ゴジラ-1.0/C』)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cdab25e1ea54ad7d8af8021f131b5691
「音で怪獣を描いた男 ゴジラVS伊福部昭」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a6e4027a83bbff8df2a5ca2759af9099
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