硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

この事実をどう受け止めればいいのだろう。

2016-05-05 21:14:36 | 日記
レクリエーションの素材作りの為に、尋常小学校の国語を調べていたら「稲むらの火」という物語に出会った。

それは実際にあった話をラフカディオ・ハーンさんが明治29年に物語として著したもので、その後、中井常蔵さんが翻訳、再話。それが、文部省の教材公募に入選し、昭和12年から10年間、小学校の国語の教科書に掲載されていました。

その物語が、再び2011年の春から国語の教科書に掲載されることになった事を、NHKの番組で取り上げられているのを知りました。

しかし、その記事が記載されていたのは、2011年の2月14日だったのです。

人文学や文学は、株価やGDPには反映されにくいけれど、人は躓くものなので、その危険性を軽減するために、未来の人達のために、なくてはならない学問なのだと思うのです。