京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北欧旅行13 ノルウェー・オスロ・王宮・国立美術館

2015-09-27 01:00:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行12 ノルウェー・オスロ・フログネル公園の続きです。 

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月9日(木)

オスロ市内

フログネル公園を出て、バスはまた、オスロ市内を走っています。

 こちらは、美容院かな~。

 幼児連れの3人、なんだかセレブっぽいお洒落な家族連れですよね。

 この三角の建物はアメリカン大使館だそうです。
アメリカの国旗が、電柱の後ろに隠れてしまいましたけど。。

 ビルの谷間の憩いの花壇を見て、

 異国情緒たっぷりな建物を通り過ぎたら、

ノルウェー王宮が見えてきました。

ノルウェー王宮

中央駅から始まるオスロのメインストリート、カールヨハンガーテ通り。
その突き当りの高台に、ノルウェー王宮はあります。

クリーム色の綺麗な建物、
現ノルウェー国王ハラール5世の住居なので中を見ることはできませんが、
外から見ようと、観光客は多いようですね。

サヴォイホテルを通り過ぎ、もうすぐオスロ国立美術館ですよ。

 オスロ国立美術館

オスロ国立美術館へやってきました。

この美術館で一番有名なのは、
ノルウェーの国民的画家エドヴァルド・ムンクの叫びですが、
他にも素晴らしいムンクの作品があるみたいです。

入場時、少し大きめのバックだと無料ロッカーに
預けなければならないとガイドさんに言われ、

皆バスの中で、あらかじめ、貴重品だけをごそごそと
小さな鞄に入れ替えました。

入り口から入ると、検問のお兄さんが二人
私達の方を見ています。
大丈夫だろうか。。と私達はちょっとドキドキでしたが

特別チェックするそぶりもなく、
全然何事もなく全員スルーでした。

 

美術館内部正面玄関

さて、いよいよ美術館の見学です。

美術館の正面玄関には、ノルウェー生まれの
写実主義の画家クリスチャン・クローグの作品が3枚
飾られています。

1枚目の作品は、ヴァイキングのレイフ・エリクソンが
ヨーロッパ大陸から海を渡り、アメリカ大陸を発見した時を
描いた作品だそうです。 

 その前にある像は、オーギュスト・ルノアール作の彫像
「勝利のヴィーナス」です。

 

1枚目の作品の横には、パンを求める飢えた民衆を表す「生存競争」。 
ノルウェーの貧しく辛い苦難の歴史を物語っています。

そして、3枚目の作品は、売春婦をテーマにした作品。

真ん中左寄りのグレーのスカーフの女性が、
貧困生活から家族を救うため売春婦になる事を決め、 
検査を受けようとしているのだそうです。。

これもノルウェー貧困時代を象徴する絵なのだそうですが、
淡々と説明するガイドさんの言葉に、
私たち女性は皆、言葉もなくただ黙ってこの絵を見ているだけでした。

ロダンの考える人

たくさんの写真が飾られている中に、 ロダンの考える人の
彫刻があってびっくり。
学生の頃、美術の本で見たことがあります。

ツァーの新婚さんと、写真の撮り合いを。
私達は、普通に横に立って写真を撮ってもらいましたが、


若い新婚さんは、二人ともロダンと同じポーズ。
さすが~若者、素敵な写真が撮れましたよ。

 セザンヌ・ピカソ

この美術館の目玉はなんといってもムンクの《叫び》なのですが
ルノワール、モネ、セザンヌ、モディリアーニ、ピカソ、
など西洋近代の巨匠たちの作品も飾られています。

何枚か、ご紹介すると・・

ポール・セザンヌの静物

こちらは、ポール・セザンヌの静物。

セザンヌは、リンゴなどの果物やティーポットなどを
描いた絵で有名ですが、

この絵の果物もみずみずしく、優しい色合いが素敵でした。
 

パブロ・ピカソの男と女(1903)

ピカソの作品がここで見られるとは。。

この作品は、ピカソの青の時代(1901~1904年
困窮するピカソが青い色彩で社会的弱者の姿を描いていた時代)
に描かれたものです。

バルセロナのピカソ美術館で話を聞いた時には、
全然興味のなかったピカソの青の時代なのに、

スペイン旅行20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園

なぜか、この作品を見たとたんに、
ピカソ青の時代の作品だ。。と、思ってしまいました。

悲しみと苦悩の色と言われる暗い青色を
心のどこかで覚えていたことにちょっとびっくりでした。


パブロ・ピカソ:"Nature morte" 1927

これって、いわゆるピカソらしい絵ですよね。
この絵は、美術の本で見たことがあるかな。

こんなところで本物が見られるとは。。感激の一瞬でした。

さて、これからいよいよこの美術館のメインルーム
エドヴァルドムンクの部屋へ向かいます。

 

 北欧旅行14 オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯へ続きます。

 

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2015-09-27 23:30:28
少し早いけど たんぽぽさん、お誕生日
おめでとうございます。
今日のpreバースディ。ご家族で幸せな
時間を過ごされた事と思います(^-^)
今夜、空には美しいお月さんが出てましたね~。
ご主人さま、お母さまと ご一緒に眺められ
たのかなぁ。。(^-^)

オスロ国立美術館、ロダンの考える人。。
そうそう、教科書で見ました!
教科書で見た作品が目の前にあると思うと
感激しますよね~。
本物を間近で見れるなんて とても贅沢な事
ですよね(^-^)

ノルウェーの貧困時代の様子がわかる絵を
見ると歴史の勉強にもなりますね。
貧困だった頃のノルウェー、女性にとっても辛く過酷な時代だった事が絵画からも わかりますね。
国や時代が違っても同じ女性同士。
言葉にならない言葉で絵画を見てしまいますね

次回のムンク、楽しみにしていますね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-09-29 11:01:50
ありがとうございます。
昨日は、主人が近くのイタリアンを奢ってくれたので
前日はpreバースディで、すき焼きをしました。
お月さま、本当にまんまるでしたね~。

オスロ国立美術館、ロダンの考える人など、
教科書で見た作品が目の前にあるとやっぱり感激です。

どの国でも昔は今と違って、女性の人権が認められてなかったですものね。
いまでも、そういう国はあるみたいですが。。

現代の日本に生まれてよかった。。と思う一方、
まだまだ、女性が不当な扱いをされているのを
ただ、黙って見ているしかないのが悔しいです。

ムンク、行ってみてムンクに対する見方が変わりましたよ^。
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