鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1565回】 一流を知る

2015年04月14日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界で働くビジネスパーソンはもちろん、経営者や接客担当者であれば、
一流のサービスを自ら体験しておく必要があります。

モノで溢れ、ありとあらゆる業種において売り手の数が多すぎる。
お客様に多くの選択肢がある。
これが、今の日本の現実です。

厳しい競争の中、ライバルのレベルは着実にあがっていきます。
お客様が求める水準もあがっていくのです。

そんな中、商品やサービスだけでライバルに差をつけるのは難しくなります。

こういう時代だからこそ、おもてなしや心遣いという部分がより重要になるでしょう。
そして最終的に好き嫌いでお店を選ぶようになるのです。

ということは、お客様から好かれ、「さすが!」と思っていただけるような対応を
チーム全体でできるようにならなくてはなりません。

そうした対応をしていく上で、まずはビジネスパーソン自らが、
一流のサービスを体感しておく必要が絶対にあると思っています。

一度でも体感しておくと、そのレベル感が分かるからです。

私自身、今でこそ年に数回、一流のサービスを利用させてもらっていますが、
そもそも私がこうした体験をするようになったのは、
9年半前に師匠にそういう機会を設けていただいたからです。

それまでの自分が経験したことのない、一流のサービスを体感させていただいて、

「世の中のトップレベルって、こんな感じなんだ!」

と自分の肌感覚で理解できたことが本当に大きかったのです。

ですので、向上心のあるビジネスパーソンの方は、
是非身銭を切って、一流のサービスを若い間に受けることをオススメします。

一流を知ることで見えていなかった新しい世界が見え、
自分の価値観が大きく変わるのです。
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