鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1571回】 ダサい服屋さんのように映っていないか?

2015年04月20日 | 住宅コンサルタントとして
地方の商店街を歩いていると、
昭和の雰囲気が出まくっている婦人服のお店があったりします。

お店のウインドウのガラスも汚く、マネキンさんが着ている服も全く持ってダサい。
しかも薄暗くて、清潔感もない。

こういうお店で服を買おうとする方って、ホンマにおるんかな?と思いますし、
まず自分だったら、お店の中にすら入らないでしょう。

今、住宅業界は大きな変革を迫られているなぁ、と個人的に感じるのですが、
新築を検討している若い世代の方の感性に業界全体がついていけていない状況です。

おそらく、家を建てようと検討している20代、30代の方にとって、
大半の大手ハウスメーカー、地場のビルダー、工務店がダサく見えていると思います。

言ってみれば、ダサい服屋さんのように映ってしまっているんです。

何度も買い替える服ですら、ダサいお店で買いたくはないのに、
一生に一度の高額なマイホームをダサい会社に依頼したくなる訳がないですよね?

今、お客様の来場や問い合わせに困っている会社は、
お客様の目には、ダサい服屋さんと同じように映っているということです。

全国で調子の良い住宅会社の傾向を分析すればするほど、
みんなカッコいいし感じ良い会社であるということを発信できているのです。

皆さんの会社は、ダサい会社に映っていませんか?
コメント
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