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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1573回】 いよいよ住宅業界も・・・

2015年04月22日 | 住宅コンサルタントとして
私は住宅会社様だけではなく、
建築資材販売会社様や建築資材メーカー様ともご縁を頂戴していますので、
住宅業界全体の動きが手に取るように分かります。

ある会社の業績だけではなく、ある地方の景気状況だけでなく、
全国的な業界の動きを知ることができるのです。

これは、自分の仕事をさせていただく上でとても役に立っています。

で、私が感じていることは、
いよいよ住宅業界も数十年前に小売業界で起こった、
淘汰の時代になったということです。

昔は全国各地に個人で経営されているスーパーが多々ありました。

魚やお肉、野菜や日用品などをそれなりに品揃えし、
近所の人たちに販売することで経営を成り立たせていましたが、
今やそういう個人経営のスーパー的なお店は、
かなり田舎の地方でも経営が難しく、ほとんど見なくなりました。

服屋さんにしても、個人経営のお店の大半は経営できなくなっています。

経営が成り立っているのは、大手もしくはセンスが抜群の個店のみです。
住宅業界も間違いなくそうなっていくでしょう。

とすれば、メーカーも流通店も小売店も、今の数では多すぎるのです。
なので淘汰が一気に進むでしょう。

何となく感覚的にそうなっていくことを理解できている企業は少なくはないと思いますが、
自社が淘汰される側になる可能性があると考え、
危機感を持って改革に取り組んでいる会社は、まだまだ少ないと思います。

2015年から、一気に淘汰が進みます(←断言)。

お客様の求めるレベルに、大半の住宅会社・工務店、流通店は
なることができていません。

その現実を理解して、スピードを上げて改革していきましょう。
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