鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1578回】 細部に神宿る

2015年04月27日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアのクライアント様の見学会の現場支援で
1日、お伺いさせていただいておりました。

今回の見学会は、チラシもポスティングも無し。
過去にモデルハウスにご来場されたお客様へのDMと
HP上での告知のみ。

でも結論から言うと、お客様が朝から夕方まで、ずっと切れずに来場されました。

他県からお越しの方も4組もおられました。
わざわざ数時間かけてご来場される方もいるのです。

昨今、モデルハウスにも見学会にもお客様が来場されない、
ということでお悩みの住宅会社さんがいる一方で、
ほとんど宣伝もしていないのにお客様が途切れない会社もあるわけです。

その差は一体、どこにあるのか?

答えは簡単で、家そのものに魅力があるかどうか?
その会社に魅力があるかどうか?

商品の出来と会社のブランド力で差が出るだけなのです。

では商品ではどこが違うのか?

それは細部の造り込みです。
(造作+ディスプレイということです)

もう昨日の会場の各部屋の造り込みの精度といったら、
本当に素晴らしいの一言です。

来場されるお客様、皆様本当に感動されていて、
また次のイベントにもお越し下さるであろう方が大半でした。

とにかく手間暇かけて、一所懸命、造り込んでいるのですね。

一方、いつも閑古鳥が鳴いている縦隔会社さんのモデルハウスや見学会場と言えば、
手のかけ方が圧倒的に足りず、何だか寂しいのです。

そういう建物は、一度見れば十分なのです。

細部の造り込みが出来を決める。
細部の造り込みが結果を決める。

まさに「細部に神宿る」ですね。

見学会場の造り込みのレベルを高めていきましょう!
また、5月のコンサルティング時にお伝えして参ります。
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