鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1570回】 子どもの教育にも量が必要

2015年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に今、一番楽しみにしているTV番組は、
日曜日の朝7時からフジテレビ系列で放映されている「ボクらの時代」です。

この番組は、3人のゲストが集まってずっとフリートークをする、という流れです。
よって毎回、いろんな業界のことを学べるのです。

今朝の放送はメッチャ当たりでした。

今日のゲストの一人は林先生でしたが、
もうもの凄く勉強になることをたくさん教えていただきました。

子どもさんに「勉強しなさい」「なんでこんなことも分からないの!」という親がいますが、
そもそも子どもが勉強するのに適した脳になる環境を親がつくっているのか、
ということが重要なのだそうです。

脳の大部分は5歳までにほぼベースが出来上がるそうなのですが、
その頃までにどんな言葉に触れ、どんな会話をしたのかで
子どもの脳のレベルが決まるようです。

自宅にどれだけ本があるか?ということも重要で、
自宅に本が200冊以上あるかないかで、お子さんのレベルは異なるそうです。

また、親が子どもに言う言葉で、「効率よく勉強しなさい」という台詞がありますが、
これも大きな間違いなのだそうです。

一見無駄に思える、いろんなことをインプットしていくと、
ある日突然、それらの情報が有機的に一気に結びついて、
劇的に能力な伸びることがあるんだそうです。

これ、私自身も30代後半になって自分が体験できたので分かりますが、
20代の頃は本を読んでもほとんど頭に残らなかったのです。
なので、同じ本を5回前後読み返さなければ、本当にモノになりませんでした。


そして30代前半になって、1回読むと大体、頭に入るようになったのです。

更に本を読み続けていく中で、30代後半に、

「世の中で成功を収めてきた人って、みんな言っていること、一緒やん!」

と突然気づいたのです(←遅っ!)。

それまで全くつながっていなかったことが、一気につながったというか、
そんな感覚を30代後半で覚えました。

もう林先生のおっしゃっていることが本当に共感できました。

勉強に無駄なことなど、一つもないのです。

一見無駄に見えることでも、とにかくコツコツとやり続けることで、
それらがいつか、突然結びついて一気に理解できるようになるのです。

だからこそ、量が質なんかよりも大切なのですね。

我が家の子どもたちは、「勉強しなさい」と私たちが言わなくとも、
量をしっかりとこなすことができています。

むしろ、子どもが勉強しているのを私がちょっかいを出して邪魔するくらい・・・(←アホ!)。

量稽古は、欠かせないのです。

皆さんは量をこなすことができていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする