鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3018回】 営業マンの基本

2019年04月05日 | 住宅コンサルタントとして

営業マンの基本中の基本は、お客様に可愛がっていただくことです。

 

自分が年上で、お客様が年下であったとしても、

売り手が女性、お客様が男性であっても、

売り手が男性、お客様が女性であっても、です。

 

どれだけ商品が良くても、どれだけお買い得なプライスでも、

嫌な営業マンから買いたいお客様はおられないのです。

 

住宅の営業マンの場合、契約までのプロセスも長いですが、

契約してから着工するまでの間も結構期間があり、

その中でいろんな打合せをお客様とやっていかなくてはなりません。

 

そんな中でお客様から可愛がられていない営業マンは、

お客様から「営業マンの担当の変更をお願いしたい」と

言われてしまったりします。

 

これが立て続けに起こるようでしたら、

その営業マンは契約後、かなり態度が豹変するということであり、

更にはそういう営業マンは紹介をほぼいただけません。

 

担当変更を頻繁にお客様から依頼されるスタッフを発覚したら、

会社としてはすぐに指導して改善していかなかくてはならないでしょう。

 

 

営業マンとして経験を積み、知識等も高くなってくると、

ついついお客様を自分の意のままに動かそうとしたり、

お客様に対して無意識のうちに上から目線になっていたりすることがあります。

 

若くしてトップクラスの成果を出すと、

ついつい自分が出来る営業マンだと勘違いしてしまうもの。

 

そういう営業マンは必ずどこかで一度、頭を打ちますが、

そこで営業の基本に気づかなくてはなりません。

 

年齢を重ねて、年下のお客様からも注文をいただきまくっている営業マンは、

皆さんビックリするくらい、かわいらしい一面があったり、

お客様のために一所懸命やる、という覚悟がにじみ出ていたりするものです。

 

営業マンとして長く活躍したいのであれば、

年下のお客様からも可愛がられなくてはならないのです。

 

そのために必要なのは、謙虚で素直であること、

そして人のために熱く、一所懸命に動く覚悟があることなのです。

 

商品知識だけ、商品のお買い得感だけでは売れなくなってきています。

 

皆さんは年下のお客様にもかわいがっていただけているでしょうか?

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