キングコングの西野亮廣さんや堀江貴文さんは、
ビジネスの世界で成功されています。
好きなことだけをトコトンやる。
圧倒的努力を継続し、圧倒的スピードで仕事に取り組む。
エッジの効いた発言も積極的に行う。
そして圧倒的な成果を出す。
とても素晴らしいことだと思います。
しかしながら、西野さんや堀江さんがされていることの
上っ面だけしか理解せずに、
真の実力も無く、圧倒的努力もしていないのに
自分が思ったことを組織の他の方への配慮なく、
発言する人もいるかもしれません。
(というか、20代の頃に私はそんなタイプでした)
西野さんや堀江さんのようなスタイルで
圧倒的な成果を出し続けることは、カッコいいと思います。
でも世の中には、そういうスタイルでは無いやり方で、
これまた圧倒的な成果を出している方も存在するのです。
たまたま土曜日、新幹線の乗り継ぎ時間が30分あったので、
駅近郊で最も大きな書店に行って、本を見ていました。
その中で目に飛び込んできたのは、
プレデンシャル生命のトップ営業マンの方の本。
川田修さんの「かばんはハンカチの上に置きなさい」でした。
以前にも川田さんの著書は読ませていただいたことがあるのですが、
今回のこの本も思いっきり引き込まれてしまい、
新幹線の中であっという間に読んでしまいました。
川田さんはプレデンシャル生命の営業マンとしては
歴代ナンバー1の実績を出されている、スーパー営業マン。
この本の中で、川田さんはご自身が普段、考えていること、
そしてどういう気持ちでお客様に接しておられるのかを
とても具体的に紹介して下さっていますが、
営業マンとして大成するためのポイント満載です。
そのスタイルは、西野さんや堀江さんとは正反対。
徹底的に物事を相手の目線で考えるスタンスで仕事をされています。
その言動からは、人としての品格やあたたかさ、思いやりしか感じません。
何が言いたいのかと言うと、
ビジネスの世界で成功するためのルートは、
複数存在するということ。
ある特定の方の思想や行動にハマるのも良いですが、
いろんな一流の方の考え方や行動を知ることで、
俯瞰して見ることができるようになります。
そして本質を見る目を養うことができるようになる気がします。
だからいろんな方の本を読むことが、
結果的に最も近道だと個人的に思っています。