鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3848回】 アウトプット量が足りないだけである

2021年07月13日 | 営業マンとして

お客様との商談で、話が詰まってしまい、

沈黙の時間ができることがある。

 

モデルハウス案内中、お客様と盛り上がることがない。

 

ロープレで、会社の説明が上手にできない。

 

住宅業界の営業マンで、

結果があまり出ていない人だと

よくあることかもしれません。

 

こういう場合、

そもそも本人の営業センスや

コミュニケーション能力の欠如に原因がある、

と考えがちなのですが、

個人的にはそうは思いません。

 

能力やセンスが無いのではなく、

そもそもアウトプットの練習が圧倒的に不足している、

といろんな方を見ていて感じます。

 

例えばお笑い芸人さんは、

漫才やコント本番ではさもアドリブであるかのような、

絶妙な掛け合いで笑いを取りますが、

あれば全てネタであり、何千、何万と練習することで、

ネタではないように見えているだけ、だったりします。

 

後、私が個人的に大ファンである武井壮さんも

テレビに出演される前には

極楽とんぼの山本さんの仲間が集まるバーに

毎日のように通って、

芸人さんのトークを録音し、分析し、

自分も絶妙なツッコミや返しができるようにトレーニングし、

結果、今のようなトーク力を身につけておられます。

 

私自身もこの世界に転職をした際、

とても講演なんかできないトーク力でした。

 

で、私、何をやったかというと、

カセットテープが再生できるウォークマンを購入し、

そこに先輩コンサルタントの方たちの講演テープを入れ、

往復4時間の通勤時間の中で何百回と聴いて、

抑揚であったり、伝え方であったり、言葉の遣い方などを学び、

そのアウトプット練習をメチャやりました。

 

結果、時間通りに伝えたいことをまとめて伝えることが、

何となくできるようになりました。

 

住宅営業マンに必要なコミュニケーション能力は、

センスなど無くとも、訓練次第でほぼ全員の方が身につけることができます。

 

その練習をやるか、やらないかだけなのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする