鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3853回】 問題点と、その解決のためにやるべきことを見える化できているか?

2021年07月18日 | 住宅コンサルタントとして

営業・設計・コーディネーター・工事。

順調に受注できている住宅会社であれば、

各セクション、通常業務で忙しいはずです。

 

しかしながら、実務をこなすだけでは、

生産性は上がっていきません。

 

例えば営業マンは、限られた時間の中で、

より多くのお客様とコミュニケーションを取れるよう、

営業活動に工夫をしなくてはなりませんし、

現地調査に行った際の確認ミスを減らすよう、

マニュアルもつくったりする必要もあるでしょう。

 

要するに、仕事の精度を高めたり、

ミスを減らしたり、生産性を高めるために、

各セクション、実務以外に取り組むべきことがあるのです。

 

組織として機能している会社は、

会社全体や部署ごとの問題点を見える化できていて、

その問題解決の為に、誰がいつまでに何をするのかも

明確になっていて、更にそのチェック機能も働いています。

 

こうした組織をつくるためには、

結論、やはりトップの能力と人格が重要なのだ、

ということを本日、お伺いさせていただいた会社さんで

学ばせていただきました。

 

経営能力が高い経営者だと、

社員さんの能力がしっかりと発揮でき、

しかも能力を発揮する中で、

更に社員さんが成長していく組織になります。

 

すなわち、会社が成長するかどうかは、

本当にトップ次第なのだ、ということです。

 

皆さんの会社では、会社全体、それから部署ごとの問題点が

見える化できているでしょうか?

 

そしてその問題解決の為に取り組むべきことが

スケジューリングされているでしょうか?

 

更にその行動をチェックする仕組みがあるでしょうか?

 

これを回すのが経営者の仕事なのです。

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