クライアント様の社長から、
信じられない現実を教えていただきました。
というのは、おそらく住宅会社の経営者の中には、
自社の損益分岐や年間の販管費、
更にはBSやPL、キャッシュフローのことを
分かっていない方が結構多い、ということを
具体的に教えていただいたからです。
更には決算のことすら理解できていないで
経営者になられた方も実は結構多い、
ということも教えていただきました。
いやいや、決算の数字は狙って出すものです。
住宅会社の場合、売上高敬洋利益率は最低でも5%。
そして社員さん一人当たりの粗利益額は
1200万以上を超えるよう、
各部署の目標設定や業務の無駄を見直していくなど、
生産性を高めることをやっていくのです。
ざっくり言うと、ただ契約をたくさんいただければ、
決算が良くなる、と思っている経営者すらいるそうです。
いやいや、ちょっと衝撃でした。
私、会計の専門ではないですが、
経営の基本についての最低限の知識習得は
経営者にとってマストです。
経営の目的は何か?
なぜ良い決算を出し続けなくてはならないか?
住宅会社の決算に対する考え方とは?
BSとPLの関係とは?
事業契約の組み方とか?などなど
ちょっと年明けから、各クライアント様に対し、
当たり前のことを確認させていただきたいと思っています。
穴の開いたバケツで水をどれだけすくっても、
水が全くたまらないように、
経営の基本を知らないと、受注をどれだけ獲得しても
水(=利益)が残らないのです。
まずは基本をおさえていきましょう。