人間、頭を使わない方が、楽に生きることができます。
何も考えずに会社に出社し、
業務マニュアル通りの業務をして、
問題が発生したら上司に指示を仰ぎ、
指示通りに動く。
そこで解決できなければ、
また上司に相談し、
上司に現場に出てもらって解決してもらう。
こういう業務のこなし方で、
「自分は仕事をしている」
と思っている人がいたとしたら、
間違いなく1ミリも成長しないビジネスパーソンです。
そんなの、仕事とは言いません。
単なる「作業」です。
そういうことをして、
お客様の満足も上がらないですし、
会社の仕事の品質も上がらないですし、
自分自身も成長しない。
世の中、作業を仕事だと勘違いしている人がいますが、
本当に若いうちにそういう価値観を変えた方が良いでしょう。
働かせていただいている会社には、
さまざまな問題点が存在します。
特に中小企業の場合、本当に問題が多い。
その問題を解決するために、
自分が働かせていただいている会社に対し、
改善提案をしたことって、皆さんはありますか?
常に危機感を持ち、
常に問題意識を持ち、
仕事に対し、主体的に取り組んでいると、
いろんな問題点に気づけるようになるのです。
私、20代の頃から、会社やお客様に対し、
問題点の提起をメチャクチャやっていました。
例えば、ユニットバスの吊り架台で、
「この架台じゃ。ツーバイフォーの建物におさめられない」
「こういう架台を開発して欲しい」
とか、
加熱機器横の引き出しの変形が多発するクレームに対し、
「こういう対策を打って欲しい」
と提言したり。
更には担当先の工務店の2階の床が下がり、
建具の扉が枠に当たる、というクレームが発生していることも気づき、
その原因と対策を提案したりもしていました。
今の会社の問題点は何ですか?
その問題点を解決するために、
会社に改善案の提案をしてみませんか?