鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3905回】 頭を下げて、「教えて下さい」と言える謙虚さを持ち続けられるか?

2021年09月08日 | 住宅コンサルタントとして

真剣に仕事に取り組んでいる方でも、

自分一人では乗り越えられない壁ができたり、

どうすれば良いか、答えがみつからない時が、

必ずあるかと思います。

 

そういう時、皆さんならどういう行動を選択しますか?

 

私なら、もう一択しかなくて、

それはその道で自分よりも優れている方に、

連絡をさせていただいて、教えていただくのみです。

(もちろん、自分なりにしっかりと考えた上で、です。

自分で考えず、すぐに人に聞いてばかりだと、

思考力が上がりません)

 

そもそも、自分の能力や知識なんて大したことない、

と心から思っていますから、

優秀な方に教えていただくことに、

1ミリの抵抗もありません。

 

また、

 

「自分はこう思うんですけど、

○○さんはこういう時、どうされますか?」

 

という質問も結構します。

 

自分の考えが絶対だと、思っていないからです。

 

そして、一人で問題を抱え込み、

結論が出せずにウンウンと考えていることに

何の価値もない、と個人的に思っているからです。

 

ところが、上司や他の方に質問できず、

自分一人で悩み、抱え込み、

時間だけが過ぎて行ったり、

独りよがりの考えの末に行動し、

見事に外してしまう営業さんもおられたりします。

 

人に聞けない理由はいろいろとあるでしょうが、

一つには、自身のプライドが高い、ということも

挙げられるでしょう。

 

自分よりもはるかに若い方に、

頭を下げて、「教えて下さい」と

皆さんは言うことができるでしょうか?

 

自分なんて、大した能力ない、と

謙虚な気持ちを持てているでしょうか?

 

資格があろうが、

一流大学を出ていようが、

過去に素晴らしい実績を出していようが、

そんなの、お客様には全く関係ない話です。

 

お客様に満足していただける対応をするのに、

いろんな方の叡智を集めて、

最高の提案をしていきたいですね。


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