私、哲学に対しては本当に疎く、
学ぶ必要性を感じていながら、
何冊かの本を手にするものの、
全て挫折してきました。
そんな私でも読めたのが、
山口周さんの「武器になる哲学」。
哲学に関していろんな本が執筆されていますが、
なぜ大半の人が挫折するのか、というところまで
非常に掘り下げて書いて下さっていて、
更に過去の偉大な哲学者の哲学を
現代でどのように活かしていくのが良いか、
というところまで解説して下さっているので、
私のような頭の良くない人間でも読めるようになっています。
山口周さん、マジ天才!
で、山口周さんの著書から学んだ、
アリストテレスの「ロゴス・エトス・パトス」について。
アリストテレスは人を動かす上で大切なことを
「ロゴス」
「エトス」
「パトス」
の3つである、と説いているそうです。
ロゴスとは、論理。
エトスとは、倫理。
そしてパトスとは、情熱。
リーダーはこの3つの要素を用いて、
自分のチームのメンバーにメッセージを伝え続け、
チームのベクトルを1つの方向に向け、
更にチームとしての推進力を高めていくことが
求められるのです。
私自身、研修や勉強会で
いろいろと話をさせていただく機会が多いですが、
いつも心がけていることは、
・小手先の手法ではなく、本質的なことをお伝えする
・なぜこういうことに取り組むべきなのか、ということを
論理的にお伝えする
・情熱を持ってお伝えする
ということ。
普段から心がけていたことですが、
これこそ、「ロゴス・エトス・パトス」なんじゃないの、
と改めて感じることができました。
特に今の時代、「パトス」が非常に重要だよな、
と個人的に思っています。
皆さんは、情熱を持って
メッセージを発信することができているでしょうか?