鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4283回】 結果が出ない時こそ、基本に忠実に、そして着実に行動量を積み重ねる

2022年09月21日 | 住宅コンサルタントとして

コロナ禍の中、住宅業界には追い風が吹いていました。

 

大半の方が、自宅に居る時間が長くなり、

より快適な住まいを手に入れたいと思い、

家づくりに動く方が多かった。

 

コロナ禍の中でやるべきことをやっていた住宅会社は、

お客様の問い合わせや来場が順調に推移していました。

 

コロナ禍の中で、需要を先食いした感もあると思います。

 

そんな中、世界的に住宅ラッシュが発生し、

木材の価格が高騰した。

 

そしてここに来ての円安&原油高により、

さまざまな輸入品のコストが上がったのです。

 

結果、毎月の生活のやりくりが大変で、

マイホームなんて考えられない、という方が増え、

住宅会社への来場がコロナ禍よりも20%~50%減少しました。

 

大半の住宅会社の来場が減少しています。

 

商売をやっていると、

追い風を受けて飛行できる時もあれば、

強烈な向かい風が吹くこともあります。

 

今はまさに向かい風。

 

こういう時に、何が重要なのか?

 

個人的には、こういう時こそ基本を大切にし、

自社の戦略や実際の行動を見直し、

正しい方向でやるべきことをやる。

 

そしてとにかく量をこなす、ということが大切かと思います。

 

例えば、お客様の来場が減っている、

ということは時間がある訳です。

 

こういう時にOB様を訪問し、

アフター対応をしながら、いろんなお話をさせていただく。

 

ビジネスパートナー様を訪問し、

日頃、自社の仕事をやって下さっていることへの

感謝の気持ちをお伝えすると同時に、

自社の家をもっと良くするために、知恵を貸していただく。

 

いろんな住宅会社さんや施設を視察に行って、

良質なインプットをおこなう。

 

自社の営業ツールを見直したり、

自社のプロモーション用の動画を撮影したりもできる。

 

更にこれ、メチャ大切なことですが、

今のお客様は何に困っていて、

そのお客様のお困りごとを解決するためのイベントを企画し、

そのイベントの告知をちゃんと丁寧におこなう。

 

こうした基本的なことをコツコツとやる時間を

神様からいただいたのです。

 

来場が無い、と困っている会社さんの中には、

そもそもイベントの告知のための広告を

やっていなかったり、

広告の発信がイベント直前にやっていたり、と

行動の方向性が間違っていたり

行動量が不足していることが大半だったりするのです。

 

向かい風が吹いている時こそ、

基本に立ち返る。

 

皆さんの会社はできているでしょうか?


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