鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4525回】 子どもに良い環境を与えられる親でありたい

2023年05月21日 | 親として

私の父は、長崎県の雲仙に近い、

今で言うと南島原市に含まれる山奥で生まれました。

 

高校卒業後、大阪に出てきて母と出会い、

大阪に居を構え、姉2人と私の3人の子どもを育ててくれました。

 

長崎の山奥で生まれ育った父からすれば、

大阪はそれなりに都会に思えたでしょう。

 

一所懸命働き、姉二人は高校卒業後、

就職することとなりましたが、

長男の私は大学に行け、ということで、

大学に入学をさせてくれました。

 

そして自分が高校生の頃から、

 

「子会社ではなく、親会社に就職しろ!

子会社だと、親会社から出向してくる人が上司となるから、

自分の実力が発揮できない。

だから親会社、できれば上場会社に就職しろ」

 

ということをたびたび私に言うようになりました。

 

父からすれば、大卒で社会に出て、

親会社・上場会社に就職させることが、

自分の子どもである私の幸せにつながる、

と思ってくれていたのでしょう。

 

私の父は、父が用意できる最高の環境を

私に用意してくれました。

 

結果、私は父の言う通り、大学卒業後、

当時の一部上場企業のメーカーに入社し、

その後コンサル会社に転職し、起業し、今に至ります。

 

そしてコンサルタントとしていろんな方と出会う機会をいただき、

これまで多くの方と知り合い、

一緒に仕事をさせていただいたりしました。

 

私の父も、そしてサラリーマンだった当時の私も、

海外になんて目も向かないし、

海外で仕事をバリバリしている日本人なんて、

どこかの企業に勤めている方しか想像できませんでした。

 

ところが、海外でバリバリ活躍している方と出会い、

一緒に仕事をさせていただいたりする中で、

そういう方は、学生時代から海外に留学していて、

世界中に友達がいて、ネットワークを広げたり深めたりして、

ビジネスを発展させておられるのですね。

 

私自身、海外に行ったのは35歳で完全に遅れたので、

せめて自分の子ども達は学生時代から海外に行って、

海外を身近に感じて欲しいと思っておりました。

 

なので長男も次男も、留学やホームステイなど、

海外で数か月、もしくは1年、生活し、

学生時代のうちから海外を身近に感じてもらったと思います。

 

結果、長男はそれらの経験を踏まえ、警察官となり、

次男は大学卒業後、スペインに行くと思います。

(長男次男、同じDNAで同じ環境で育ったのに、真逆なんです)

 

父が私に、父にできる最高の環境を用意してくれたように、

私も息子たちに、自分ができるベストな環境を用意し、

その上で子どもの決断を尊重したいと思います。

 

そして子どもに良い環境を親として用意するためには、

ある程度のお金がどうしても必要となることが多いのです。

 

だから、稼がなければならないのです。

 

稼ぐためには、仕事で結果を出す能力と、

お客様や働く仲間から好かれ、

必要とされる人間性が必要なのです。

 

だから私は、クライアント様のスタッフさんの

成長につながるような情報や事例を

これからもお伝えしていきたいと思っています。

 

まあ完璧なおせっかいですが・・・。


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