中途の経験者だと、前職時代のクセが
染みついていたりするケースも多いですが、
新卒入社のスタッフは、非常にピュアです。
乾いたスポンジが水を吸収するように、
会社が良い環境を用意できれば、
ドンドン成長していきます。
そんな伸びしろがある新人さんに、
どんな環境を用意し、
どんな教育をしていくと良いのか?
昨日、お伺いしていたクライアント様で
非常にヒントをいただきました。
まず、新人さんにとって良い環境とは、
素晴らしい教育研修カリキュラムでもなければ、
外部講師でもなく、
とにかく先輩社員が楽しく、しかも真剣に
仕事に取り組んでいる姿を見せることだと感じました。
お客様に満足していただくために、
先輩たちは協力しあって、
仕事をカッコよく進めていく。
そして実際にお客様に
満足していただいているシーンを
たくさん見てもらうことで、
新人さん自身が成長したいという意欲も高まる、
ということを教えていただきました。
そして新人さん自ら、自分の目標を自分で決めてもらい、
その達成のために上司や先輩がサポートする。
これも非常に良いことだと思いました。
更にこのクライアント様では、
昨年入社した2年生が既に活躍しているのですが、
その2年生が1年生に対し、
どう考え、何を準備しておくと良いか、ということを
アドバイスをされているようでした。
いや、本当に素晴らしい。
会社側が教育カリキュラムに沿って、
とにかく一方的にインプットさせるのではなく、
まずは住宅会社の仕事って、
大変やけどメッチャやり甲斐があって楽しいこと、
そしてお客様のためにチーム全員が協力しあって
真剣に仕事に向き合うことを見てもらうこと。
これらが大切なのです。
そして早く自分も先輩のように活躍したい、
と新人さんが自ら思ってくれれば、
新人教育はうまくいっている、と思って良いでしょう。