鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4385回】 WEB広告の効果激減の時代の乗り越え方

2023年01月01日 | 住宅コンサルタントとして

新年明けましておめでとうございます。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

以前から発信をさせていただいておりますが、

2023年は住宅業界において

かなりしんどくて厳しい1年になるでしょう。

 

物価高に対し、賃金の上昇が追い付いていないこと。

 

そして光熱費が爆上がりしていること。

 

この現実を数字で突きつけられた消費者は、

マインドが節約志向となり、

家を建てるどころではなくなる方が増えるのです。

 

2022年も3月以降、

お客様の来場数は減少していましたが、

2023年も来場に関しては回復の見込みは無いでしょう。

 

では2023年、

住宅会社はどのような展開をしていくべきなのか?

 

弊社では、ポイントは2つあると思っています。

 

1つ目のポイントは、

来場せずとも、自社の家づくりの考え方、

商品特徴、価格、仕様、スタッフの人柄など、

お客様が知りたいことがお客様のペースで

スマホ1つで収集できる環境をつくっておくこと。

(何年も前から言い続けていますが、

ここをクオリティ高くできている会社は、

業界内でまだまだ少ないのです)

 

そして2つ目のポイントは、

WEB広告の効果が激減しているので、

お客様にリアルで自社を知っていただく機会を

最大化することです。

 

広告の量では、大手が本気で予算投下してきた場合、

100%勝ち目がありません。

 

というか、WEB上の広告、本当にうざいくらい多くて、

多くの住宅会社の広告は、完全に埋もれてしまっています。

 

なのでリアルでの認知活動をどれだけできるのか、

ということがポイントとなるのです。

 

しかもただ認知していただくだけでは不十分で

会社としての人柄・考え方、

そして自社のセンスを理解していただく必要があるのです。

 

リアルで

 

「なんかあの会社、感じが良くて素敵」

 

と思っていただけた会社が発信する情報のみが、

お客様に届く時代となるのです。

 

ちょっと違う言い方をすると、

WEB広告で発信する情報をお客様に届けるには、

リアルにおけるかなり良い印象の認知が不可欠、

と言えるでしょう。

 

そのために、やはり出店フォーマットが非常に重要で、

更に店舗におけるイベントの企画力やセンスが問われることでしょう。

 

もちろん、良い家を建てられる設計力があったり、

施工品質が高いことは当たり前のことで、

これらが無ければ話になりませんが・・・。

 

いずれにしても、2023年のポイントは、

 

「リアルで顧客との接点をどれだけつくることができるのか?」

 

ということになるでしょう。

 

それを実現する上での最適な出店フォーマットも

2023年に新規出店する弊社のクライアント様2社や、

それ以外のクライアント様でも押さえています。

 

出店の形がますます重要になっていくでしょう。


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