特に今年に入って感じていることですが、
WEB広告の効果が激減しています。
予算を広告に大量に投下しても
本当にお客様の来場につながらないのです。
高デザインやちょっと個性的なデザインの家を
扱っている住宅会社ほど、
WEB広告の効果が上がらない。
これはなぜなんだろう、とずっと考えていましたが、
私の中でその結論の仮説が出ました。
おそらく、この仮説で間違いないと思います。
その理由は、若い世代になればなるほど、
とにかくスマホやPCに表示される広告を見ないからです。
もう課金してまで、広告を非表示にしたい、
というのが、今の若い世代の価値観なのです。
ところが、住宅会社の経営者や広報のリーダーは、
大抵40代から60代の方たち。
年齢が上がれば上がるほど、
広告を結構じっくり読む方や
広告を楽しみにしている方なんかも存在する訳ですね。
この価値観の差に気づかなくてはなりません。
私自身は、10年以内にWEB広告の効果が
ほぼゼロになるのではないか、と思っています。
だから、お金の力で自社の情報を発信していた、
大手系の住宅会社は本当にしんどくなっていくでしょう。
こうした時代の中、
住宅会社としてどういう取り組みをすべきか、
ということを来週、2つの場で講演させていただきます。
広告に頼った集客しかできない住宅会社は、
残念ながら10年、持たないでしょう。
日頃から誠実にお客様と向き合い、
良い家づくりに取り組んできた住宅会社で、
ファンがたくさんいる会社は大丈夫なのです。
皆さんの会社には、ファンがたくさんいますか?