商品を売る営業マンは、結果が出せず、
会社と自分を売る営業マンが、売れる、
というのが、私の持論です。
売れない営業マンは、とにかく商品の説明をしたがる。
自分の会社の素晴らしさや良いところを理解せず、
商品売りしかできないのです。
そして結果を出せない理由も、
商品力が無いだの高いだの、
商品で決まると思いがちな方が多い。
一方、お客様に選ばれる、売れる営業マンは
会社を売ることが非常に上手です。
更に自分の会社のことが好きで、
会社の良いところをちゃんと理解できていて、
ポジティブオーラが出まくっているのですね。
昨日、お伺いしていたクライアント様で、
入社わずか1年半で、注文住宅を年12棟売る、
とても素敵な営業さんがおられるのですが、
研修の中で、
「なぜこの会社で仕事をしているのですか?」
と私が質問をすると、
「私、この会社が大好きなんです。
自分の子どもが大きくなったら、
この会社で働いて欲しい、と思っています。
とても楽しいし、
スタッフみんな、仲が良く、
良い家を建てることに
全員で取り組んでいるところを
とても誇りに思っています」
という回答をして下さいました。
これが会社を売る、ということなのです。
会社の規模や歴史・実績なんかよりも、
今の感度の高いお客様は、
その会社の雰囲気やスタッフさんの人間性を
じっくりと観察しているのです。
会社を売る、ということの本質を
皆さんは理解できているでしょうか?
また商品ばかりを売っていないでしょうか?