鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4606回】 地元を本気で盛り上げる姿勢が共感を生む

2023年08月10日 | 住宅コンサルタントとして

通販を中心にいろんなビジネスを展開しているジャパネットが

今、長崎で展開している「長崎スタジアムシティプロジェクト」。

 

長崎駅の近くの土地にサッカースタジアム、アリーナ、

ホテルや商業施設、オフィス棟などを建設し、

長崎に人を呼び込み、長崎を活性化することを目的に

一民間企業であるジャパネットが中心となり

民間主導で開発が進んでいます。

 

高田旭人社長とホリエモンの対談番組を見たのですが、

もう高田社長の考えに惚れてしまいます。

 

一民間企業が本気で長崎の人口を増やし、

地元を活性化したいって、

民間企業の社長でありながら、県知事のような発想で、

地元を本気で良くしたいと思い、行動されている。

 

これ、長崎県民でもない私でも、引き込まれます。

 

Jリーグのサッカー観戦に興味が無い私でも、

このスタジアムが完成したら、ホテルに泊まって

プールからサッカーを見たいなぁと思います

 

長崎は近年、人口流出が

日本の国内の中でも非常に多く、

そこに危機を持った高田社長が

もう一度長崎の魅力を高め、

訪れる機会や長崎に住み続ける理由をつくろうと

民間企業でありながら、やれることをやりたいと

このプロジェクトはスタートしたのでしょう。

 

本来、地元を良くするための施策って、

政治家が考えるべきことだと思いますが、

政治家の大半は国から予算を引っ張ってきて

箱物をつくるとか、鉄道や道路をつくる、

という次元で終わっていて、

人が住みたくなるとか人が訪れたくなるという本質を

理解できていないように思います。

 

経済やエンタメの勉強が足りないように思います。

 

福岡市の高島市長や千葉県の流山市の井崎市長のように、

消費者・市民のニーズが理解できる首長が

民間から生まれ始めているのは明るい兆しですが・・・。

 

民間企業でありながら、地元のために

真剣に取り組まれている高田社長が手がけているプロジェクト、

完成したら必ず長崎を訪れたいと思っています。


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