鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3625回】 20代~30代で仕事が出来る人が陥ること

2020年12月02日 | 住宅コンサルタントとして

20代、30代という、比較的若い時期に、

仕事で成果を出すことができた方が陥りやすいことがあります。

 

若くして仕事で成果を出す、ということは、

その人自身は仕事が間違いなくできる人です。

 

そういう人が陥りやすいことは、

自分基準で他の人の仕事のスピードやクオリティを見てしまい。

周囲の人を

 

「仕事、遅いな!」

「給料分、ちゃんと稼げよ!」

 

と下に見てしまうこと。

 

そして、そういう人を目にすると自分がイライラしてしまい、

それが態度に出てしまって、職場の雰囲気が悪くなってしまうのです。

 

これは、決して褒められたことではないのですが、

まだ精神的に若いと、どうしてもなってしまうのですね。

 

そして、こういう若手を見て、過剰にイライラし、

それが鼻につくということで、そういう若手にイライラする上司も、

これまた大人げないというか、器が小さかったりします。

 

仕事ができ、かつ精神的に未熟なビジネスパーソンは、

周囲がバカに見えて、イライラが態度に出がち。

 

そういうものだと思って、温かく見守ってあげている状況で、

上司がやさしく諭すと、段々と良くなっていきますが、

頭ごなしに押さえつけると、反発されます。

(中学生のような感じです)

 

ただ、これが40代になっても続くと、

ちょっとイタ過ぎるので、そこは注意しなくてはなりませんね。

 

そしてそういう出来る若手社員をマネジメントするには、

上司の精神的な器の大きさが必要です。

 

とまあ、こういうブログを書いていて、

自分の若かりし頃の未熟さを本当に反省する、

今日この頃です。

 

当時の上司が、本当に人間力が高かったので、

私、グレないで仕事に打ち込めました。

 

本当に感謝しております。

 

で、自分がそういう道を歩んできたからこそ、

クライアント様の中で若手社員さんで、

ちょっとイライラしながら仕事に向き合っている方を拝見すると、

そのお気持ちが分かりますし、ちょっとかわいいと思ってしまいます。

 

未来ある若いスタッフさんが成長する環境を

クライアント様がつくられるサポートをさせていただきたいと思います。


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