鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3911回】 仕入先やお客様とのつながりを感じて、仕事に向き合う

2021年09月14日 | 住宅コンサルタントとして

今だけ売れているビジネスパーソンを

評価することは個人的にはなく、

売れ続けているビジネスパーソンを尊敬します。

 

長年、成果を出し続けている人には、

ある特徴があります。

 

それは、

 

「自分一人で仕事をしている訳ではない」

「自分が売ることで、生産者や仕入先のお役に立ち、

更にはお客様の購入後の人生を変えるかもしれない」

 

など、売る前から売った後のつながりを感じ、

感謝の気持ちを持って仕事に向き合っている、

ということ。

 

例えば個人的な友人でもある、日本一の住宅営業マン。

 

自分がお客様から家づくりの依頼をいただくことで、

多くの職人さんの仕事につながること。

 

逆に自分が仕事を受注しなければ、

職人さんやご家族が暮らしていけなくなることをイメージし、

安定して仕事を取り続けるための努力を欠かしません。

 

更に購入後のお客様の生活が、

快適で楽しくなるように、最善の提案をされます。

 

また、個人的に日本一だと思っているお鮨屋さん。

 

各漁師さんたちが仕事を続けられるように、

彼らが生活していけるコストを計算し、

それに見合う価格で入札しておられます。

 

一般的なお寿司屋さんのように、

少しでも安く仕入れ、少しでもお客様に安く提供する、

ということももちろん素晴らしいですが、

仕入先さんの生活のことまで考えて入札されているのです。

 

すなわち、個人的に一流だと思う方は、

自分に携わってくれている全ての人が幸せになるよう、

皆のことを考えて仕事をしているのです。

 

自分一人で仕事はできません。

 

誰しも、お客様や仕入先さん、

それから共に働く仲間がいてくれるおかげで、

仕事ができる訳です。

 

いろんなつながりを感じ、

その関係性に感謝をして仕事が出来る人が、

一流だと個人的に思っています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第3910回】 使命感を... | トップ | 【第3912回】 伸びるビ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事