競争が激しい中、市場内で自社を認知していただくために、
ブランディングに取り組み続ける必要があります。
素敵なオフィスや打合せスペースをつくったり、
ロゴや看板、のぼりをリニューアルしたり、
旬のトレンドをおさえたモデルハウスをつくったり、
SNSやYouTubeで発信したり・・・。
そしてセンスがあるスタッフさんや制作会社さん、
デザイナーさんの力を借りると、
市場内で一目置かれる会社になることは、
それほど難しいことではありません。
ただ、ブランディングがうまくいったとして、
集客数が伸びたとしても、
逆に成約率が下がって、かえって業績が上がらない、
ということもあります。
その理由、皆さんは分かりますよね?
ブランディングにより、イメージが向上したとしたら、
それに合わせて接客力と人間性を高めていかなければ、
お客様の頭の中が非常に不快になるのです。
例えば、高級ブランドのブティックに行って、
そこの店員さんが思いっきり私語をしていて、
しかも言葉遣いが汚かったとしたら、
そのお店でお買い物をする気はなくなりますよね?
洗練されたモデルハウスやスタジオを持った住宅会社。
インスタでイケてる写真をアップしている住宅会社。
こういう会社の接客力やおもてなし力が低い場合、
お客様は認知的不協和を感じ、その会社に二度と行かなくなるのです。
集客に困っている会社さん。
自社の商品をグレードアップしたいという会社さん。
イメージを高めたいという会社さん。
そういう会社さんから相談をいただいた場合、
いろんなことをご提案し、ブランディングに取り組んでいただくのですが、
ブランディングと共に人間性や接客力・おもてなし力を高めなければ、
結果は変わらないのです。
このことを経営者は理解しておかなくてはなりませんね。