鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4159回】 うまくいかない時の対処法

2022年05月20日 | 住宅コンサルタントとして

業績が芳しくない。

 

スタッフさんは頑張ってくれているけれど、

予算達成には程遠い。

 

お客様の来場数が目標をかなり割っている。

 

採用活動をやっているけれど、

なかなか良い人が応募してくれない。

 

自分なりに努力はしているものの、

集客や売上がうまくいかない時、

どのような行動を選択しますか?

 

成功している方に共通しているのは

うまくいっていない時の打ち手が速く、

しかも圧倒的に量をこなす、ということ。

 

例えば、スタッフさんが不足していて、

早急に採用しなければマズイとします。

 

成功していない会社の場合、

1つの求人サイトに募集要項を出して終わり、

という感じだったりします。

 

ところが、成功している会社の場合、

複数の求人サイトに募集要項を出す、

Instagram広告で募集をかける、

取引業者さんを徹底的に回って、

良い人を紹介してもらえるようにお願いする、

OB様や自分がよく利用する美容院や飲食店など、

ありとあらゆる方に紹介をお願いする、

更には自分がお客様として訪れたお店で、

感じの良いスタッフさんがいれば、声を掛ける、など

打てるべき手を圧倒的に数打つのですね。

 

1つのサイトに募集要項を出す会社と、

延べ80~100の打ち手を打つ会社、

どっちが成果が出るかと言えば、明らかですよね?

 

先月、先々月とクライアント様にご紹介した、

保険業界のトップ営業マンの本がありますが、

あの本の中で著者が、

学生時代にナンパしたエピソードを書かれていました。

 

声の掛け方や、女性のタイプ別の対応法など、

いろいろと試行錯誤をして、

確率の高い声かけの方法を探っていた、

と書かれてありましたが、

結局のところ、片っ端から声を掛けて、

圧倒的に動いた方が成功数が上がる、

と明記されていました。

 

まあ、仕事もそれと同じです。

 

効率の良い方法を探すのであれば、

片っ端から量をこなす中で、

最も効果的なルートが見えてくる、

ということです。

 

今、もし自分がうまくいっていないのであれば、

あれこれ考えたり、効率の良い方法を探るより、

とっとと動いて量を圧倒的にこなした方が、

良い結果になることが多いのです。

 

うまくいっていない時ほど、

圧倒的に量をこなしたいものですね。


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