業績が芳しくない。
スタッフさんは頑張ってくれているけれど、
予算達成には程遠い。
お客様の来場数が目標をかなり割っている。
採用活動をやっているけれど、
なかなか良い人が応募してくれない。
自分なりに努力はしているものの、
集客や売上がうまくいかない時、
どのような行動を選択しますか?
成功している方に共通しているのは
うまくいっていない時の打ち手が速く、
しかも圧倒的に量をこなす、ということ。
例えば、スタッフさんが不足していて、
早急に採用しなければマズイとします。
成功していない会社の場合、
1つの求人サイトに募集要項を出して終わり、
という感じだったりします。
ところが、成功している会社の場合、
複数の求人サイトに募集要項を出す、
Instagram広告で募集をかける、
取引業者さんを徹底的に回って、
良い人を紹介してもらえるようにお願いする、
OB様や自分がよく利用する美容院や飲食店など、
ありとあらゆる方に紹介をお願いする、
更には自分がお客様として訪れたお店で、
感じの良いスタッフさんがいれば、声を掛ける、など
打てるべき手を圧倒的に数打つのですね。
1つのサイトに募集要項を出す会社と、
延べ80~100の打ち手を打つ会社、
どっちが成果が出るかと言えば、明らかですよね?
先月、先々月とクライアント様にご紹介した、
保険業界のトップ営業マンの本がありますが、
あの本の中で著者が、
学生時代にナンパしたエピソードを書かれていました。
声の掛け方や、女性のタイプ別の対応法など、
いろいろと試行錯誤をして、
確率の高い声かけの方法を探っていた、
と書かれてありましたが、
結局のところ、片っ端から声を掛けて、
圧倒的に動いた方が成功数が上がる、
と明記されていました。
まあ、仕事もそれと同じです。
効率の良い方法を探すのであれば、
片っ端から量をこなす中で、
最も効果的なルートが見えてくる、
ということです。
今、もし自分がうまくいっていないのであれば、
あれこれ考えたり、効率の良い方法を探るより、
とっとと動いて量を圧倒的にこなした方が、
良い結果になることが多いのです。
うまくいっていない時ほど、
圧倒的に量をこなしたいものですね。