長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

はんだち

2008-12-28 07:01:58 | Weblog
昨日は、お酒の匂いを嗅ぎつけた人たちが、寒いなか
あまたやってきた。
いつも、四つ木の「杉浦さん」におまかせで、いろいろな
地酒を用意してもらっている。毎回「サプライズ」があって、
お酒の好きな人たちも、新鮮に出会いを楽しんだり、勉強したり
している。まるで「杉浦さんの酒の寺小屋」みたいな状況だ。
昨日はぼくの大学の後輩で、今はぼう経済誌の副編集長で、
日本酒の博識にかけては、右にでるものがない、くらいの人が
その中の「ひとろまん」に、目を丸めた。
ひさしぶりに、「何も足さない、何もひかない」山崎みたいな
日本酒だ。一口、飲んだ瞬間に体中が玉露を飲んだように、ろまん、に
つつまれる。そんな酒だ。

もうひとつ、東砂に「杉浦さん」がいる。ややこしいけど、
ここもマニアックなお酒やさん。「リカーショップすぎうら」。
このお店にいくと、お酒もワインとか、日本酒、梅酒・・・いろいろ
楽しめるけど、缶詰とか調味料とか、その他、がとてもおもしろい。
ぼくも時々、ワインが飲みたくなったら、自転車にのって調達にいくけど、
その時は「はんだち」があれば、それを買うようにしている。
別に前立腺が悪くなったわけでも、ストレスで役にたたなくなったわけでは
ない。その不思議な名前のものが、とても美味いのだ。
昨日、「新豆のはんだちが入荷しました」とのメールをいただいた。
さっそく3袋注文した。31日にもってきてもらう。
なにはともあれ、「たつ」というのは、縁起のいいもんだ。

感謝。