長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

うわさのマイケルがやってきた!

2013-06-11 08:04:56 | Weblog
今年は、売茶翁(ばいさおう)の没後250年にあたり、京都では
いろいろなお茶のセレモニーが準備されている。
二階には、売茶翁の「軀中玄」が飾ってある。体の中にある幽玄な
る宇宙。自然と一体になった感のある力強い筆。
昨日は京都から幽玄なる玄さんが遊びにこれれた。観世流能役者の
味方玄さん。7月13日に宝生能楽堂にて、テアトル・ノウが開催される。
これから日本人が海外にどんどんでていく時、英語ができるだけでは「ノウ」
いわれる。歌舞伎や能やお茶やお花みたいな伝統的で誇れる文化を体に身につけて
活躍してもらいたい。

昨日はもうひとりシンガポールから元気なアーティストがやってきて、蕎麦を
元気にツルッと手繰っていった。
「マイケル」。十間橋通りに「Haus]というギャラリーがある。
普段からガラス張なので中の展示物が散歩しながら見れる。
マイケルの作品は、やはり人間の根源的なエロスみたいなものを、なにひとつ
覆い隠さずにあぶりだし、削っているような作品だ。うらぶれた下町の商店街
のギャラリーにそんなパウワーなアートが飾られたもんだから、近所から
「エロすぎる」などの批評がでたらしい。ギャラリーのオーナーが「どうしよう」
と相談にきたので、「そのままほっとき」と答えた。政治もそうやけど、いろいろ隠したり
するから、ややこしくなる。「あるがまま」がいい。13日まで。

今日は雨。恵みの雨。
天真庵は雨の日がいい。静かにクラシック音楽でも聴きながら「今」
を感じあう。五感が雨の一滴とともに大地に溶け込むような感じ。

明日明後日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

金曜日が「ダメから始める中国語」いろいろ楽しい会が、目白押し。
最近目白より四十雀をよくみかける。