長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

東坡肉と銀シャリ

2013-06-14 08:12:21 | Weblog
水木と続けて「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃ」だった。
先日、とある上場企業の取締役の友人が遊びにきて、蕎麦会を
やってくれた。トイレに「卒啄珈琲塾」のチラシを見つけ、友人と
「卒啄同時」の話をしていた。「さすが」だと思った。えらそぶらず、
自然に自然の話をふつうにするところが、すごい。
学ぶという字も、鳥が巣立ちの時に、羽をばたばたしている、つまり
「学んでいる」象形文字。謙虚になって自然を見つめていると、小鳥
や虫たちにも学ぶこと多し。
それにしても、先日の野球のボールの話とか、政治家や経営者の話かた
は「えらそ」ぶっていて、辟易とすることが多い。えらい地位にあり権力を
手にすると、人はこんなにアホになるのか、という見本市みたいだ。
「平成」とは、みんな一度ご破算願って、「平たく成る」という言霊の
ように、そろそろ大掃除の時を迎えたみたいだ。

東坡肉(トンポーロー)を銀シャリで食べたい。ホーチミンで東坡肉を食べた
とき、いっしょに同行した蕎麦と珈琲の同志たちがそうのたまうので、昨日
つくってみた。東坡肉とは、その名のごとく、中国の詩人蘇軾(ソショク・号を東坡)が
考案した料理。平たくいうと豚の角煮料理。「とんさま」もその類に入る。
昨日はじゃがいもととんさまの煮汁を使ってソースを作った。昔四谷にあった
幻の料理人の十八番料理を再現してみた。角煮は焼酎といっしょに飲むと、
ビタミン・ミネラルの吸収がよく、九州ではどこの家庭でもそうしてきた。
でも銀シャリといっしょにやると、どちらも、「それだけでいい」という美味さ
が、共鳴して、自律神経がおかしくなるくらい咀嚼・嚥下がはやまる。そんな感じ。

今日は「ダメから始める中国語」
蘇軾の詩を読みながら、東坡肉というのも粋な話だ。
春宵一刻千金・・・中国語で聞いてみたくなった。
みんな酒豪なので、銀シャリだとブーイングになりそうだが・・・

明日は「インヨガ」
静かに呼吸を整えるヨガをやって、蕎麦と黒豆茶を飲む・2000円

日曜日は「蕎麦打ち」(男子)
また大型新人が登場。