昨日は朝から強い風が吹き、雨模様だった。
今年は雨が少ないので「恵みの雨」だ。
雨がふれば、草木が喜ぶので自分も喜び、晴れてよしと思い、
風がふけば清風を思い浮かべ、雪がふれば雪月花を愛でる。
そんな風に年中さらさらと流れるように生きていきたいと思う。
朝、かめやでパンを買い、ジョアを飲みながら秩父の温泉にいく。
前日友達が、不思議な気を全身に入れてくれたので、通年つきあっている
腰痛もとれ、とても体調がいい。足裏マッサージや成体をやった後、彼女は
「ヒーリング」に進み、だいぶ完成されてきた。もうお店を出してもいいのでは?
といったが、本人はまだまだ上を望んでいるらしい。
アンツル、こと安藤 鶴夫さんの「巷談 本牧亭 」(昭和30年代に直木賞)をデイバッグに入れ、温泉につかった後
に、山の中にある蕎麦屋で、地酒を燗にしてもらい、卵焼きと、れんそうのごまあえを酒肴
にしながら本を読む。雨でキラキラ輝いている新緑の林からうぐいすの声もきこえる。
三本目のお酒を注文したら、豆腐がおまけにでてきた。これがまた美味くて、もう一本
飲みたくなったが、夕方にヨガがあるのでそこでストップ。
本牧亭は、上野広小路にあった講談専門の寄席で、女義太夫あたりの話がでてくる。押上文庫
でときどきやっている人たちの先輩にあたる人たちの話がうんだんにでてくる。
池の端の「鳥栄」もでていた。秋葉原に事務所があった時、鳥が食べたくなると神田の「ぼたん」
か、「鳥栄」によくいったものだ。本牧亭はなくなったけど、ふたつの「鳥や」はがんばっている。
「つばなれ」という言葉もひさしぶりにその本の中にでてきた。
ひとつ、ふたつ・・・ここのつまで「つ」がある。お客さんが
普段は9人以下で閑散としている。時々10人以上になるのを
「つばなれ」といって喜んだ、という縁起。
日本人に生まれていながら、落語も歌舞伎も能もジョギ(女義太夫)も
知らずに、死んでいく。つばなれ、どころか、絶滅危惧種ばかりになる伝統文化を
嘆くばかりの日々。
今日は上野で「古典華道入門」の勉強会がある。
今年は雨が少ないので「恵みの雨」だ。
雨がふれば、草木が喜ぶので自分も喜び、晴れてよしと思い、
風がふけば清風を思い浮かべ、雪がふれば雪月花を愛でる。
そんな風に年中さらさらと流れるように生きていきたいと思う。
朝、かめやでパンを買い、ジョアを飲みながら秩父の温泉にいく。
前日友達が、不思議な気を全身に入れてくれたので、通年つきあっている
腰痛もとれ、とても体調がいい。足裏マッサージや成体をやった後、彼女は
「ヒーリング」に進み、だいぶ完成されてきた。もうお店を出してもいいのでは?
といったが、本人はまだまだ上を望んでいるらしい。
アンツル、こと安藤 鶴夫さんの「巷談 本牧亭 」(昭和30年代に直木賞)をデイバッグに入れ、温泉につかった後
に、山の中にある蕎麦屋で、地酒を燗にしてもらい、卵焼きと、れんそうのごまあえを酒肴
にしながら本を読む。雨でキラキラ輝いている新緑の林からうぐいすの声もきこえる。
三本目のお酒を注文したら、豆腐がおまけにでてきた。これがまた美味くて、もう一本
飲みたくなったが、夕方にヨガがあるのでそこでストップ。
本牧亭は、上野広小路にあった講談専門の寄席で、女義太夫あたりの話がでてくる。押上文庫
でときどきやっている人たちの先輩にあたる人たちの話がうんだんにでてくる。
池の端の「鳥栄」もでていた。秋葉原に事務所があった時、鳥が食べたくなると神田の「ぼたん」
か、「鳥栄」によくいったものだ。本牧亭はなくなったけど、ふたつの「鳥や」はがんばっている。
「つばなれ」という言葉もひさしぶりにその本の中にでてきた。
ひとつ、ふたつ・・・ここのつまで「つ」がある。お客さんが
普段は9人以下で閑散としている。時々10人以上になるのを
「つばなれ」といって喜んだ、という縁起。
日本人に生まれていながら、落語も歌舞伎も能もジョギ(女義太夫)も
知らずに、死んでいく。つばなれ、どころか、絶滅危惧種ばかりになる伝統文化を
嘆くばかりの日々。
今日は上野で「古典華道入門」の勉強会がある。