長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

押上リトルシアターは本日も開演(夜)  日曜日まで16時閉店

2013-06-28 08:26:17 | Weblog
昨日から「夢従夜」というイベントが始まった。
明日までの3日連続。
午前中は雑誌の取材。中西くんのことがメインなので、二階まで
見てもらった。今年は売茶翁の生誕250年。
天真庵を押上につくる時、中西くんとは、煎茶のお手前を
家元の茶室でやったことがある。人と人が繋がり、小さな空間でいっしょに
お茶を飲む刹那に感じる永遠の凛。矛盾もない調和された時空の中で茶に遊ぶ。
言葉にすると難しいけど、「茶」とか「喫茶去」と真髄みたいなものは、
そんな「もてなし」の中にこそある。取材も気合いが入っていて二時間を超えた。
最後に玉露を飲みながら談論風発。茶禅一味の至福時間。

夕方の仕込みの途中で「銀ブラ」。
銀座をブラブラしたり、銀座でブラジルを飲むこともなく、
いつものように、「蕎麦屋」で蕎麦前(酒)をやり、蕎麦を手繰り、
骨董屋を二軒梯子する。その中でも売茶翁みたいな主人のところは
おもしろい。玄関を開けると階段があり、二階にいくと茶室のように茶掛け(茶室に飾る掛け軸)
が壁にいくつもかけてある。主人はまず、煎茶を丁寧に入れてくれて、それを飲みながら
風雅な話を聴く。どうもこの「銀座の奇蹟」みたいな場所がテレビで紹介されるらしい。
♪夢は夜ひらく・・・
昔は夜しかこなかった街だったが、昼間のこの街、しかも昔から変わらない場所に「夢」
いっぱいの癒場が残っているのが奇蹟みたいにありがたい。
昨日は幕末三舟の中でも、一番無名の舟の書いた書を買った。昔から銀座で遊ぶと
すってんてんになるけど、それがいい。

27日(木)~29日(土)朗読劇『夢従夜』

宮下弘充(朗読・エーエス企画)・杉山由恵(朗読・スリートゥリー)

天城凛太郎(脚本)

難波 研 (作曲&演奏 aim music development)

制作 : aim music development

制作協力 : エーエス企画・スリートゥリー

19時開場 19半時開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)



30日(日) 『〇』 まる ライブ

演奏:luna(ヴォーカル)・田嶋真佐雄(コントラバス)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き