今日は「ダメ中」こと、ダメから始める中国語。
名古屋から元気なまいこ先生がやってきて、月に一度中国語
をお勉強。中国語で日本の演歌や歌謡曲を歌ったり、ときどき
水餃子をつくって食べる会にしたり、遊び心と文化がもりだくさんで
落ちこぼれの少ない会だ。もう5年以上続いている。
アベちゃんの外交がはちゃめちゃで、日中の関係は最悪な状態だけど、
日本のどこの観光地にいっても、中国人が多い。政治とか外交よりも、
普通の民たち同士がふれあっていけば、戦争なんかにはならないと思う。
論語とか孟子とか、仏教やお茶や陶芸や書など、多くのことを学んだ
隣の先輩みたいな国だから、こころの底では、繋がっているのだと信じたい。
仕事をかねて香港や上海には何度もいったけど、「なんとなく懐かしい」という「におい」
を風景や風俗や飲食のな中に感じるところだ。
天真庵の大きなテーマである「寒山拾得」も中国から学んだことだ。
蒔物を持っているほうが寒山で、箒を持ったほうが拾得である。だだ
それだけ知っているだけで少しえらくなった気がする。その実何もわかっていない。その世俗を超えた
世界を知ろうとすると、簡単に表現したり、すとんとふに落ちるところまで、なかなか到達できない。
だからまた「永遠のテーマ」なのかも知れない。寒山が文殊菩薩の化身で、拾得が普賢菩薩の化身
である。そんなことを知らない日本人は日本人ではない、と、高橋義孝先生は大塚の江戸一で
白鷹を飲みながら言っていた。
明日は素敵なライブがあるので16時閉店。
29日(土)『沖縄民謡ショウ』 小粋で元気なヤマト・ウチナーサウンド
演奏:片山恵理(三線)・古田将幸(ギター)
19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)