昨日は、千葉に野菜を買いにいった。
卵屋さんがやっている「たまごかけごはん」を食べ、近くの産直野菜屋さんから
野菜を調達し、蕎麦粉を蕎麦農家兼そばやさんから調達し、いつもの温泉にいって
里山の春を眺めながら、都垢を流した。小腹がすいたので、道の途中で見つけた
「イタリアン」っぽい看板をめざしてもどり、ワインを飲みながら、若いシェフの料理を
堪能した。野菜が新鮮やし、魚は銚子あたりから新鮮なものを調達できるということで、
早川港からすぐにできた「ながや」と同じく、すばらしい立地だ。
縁ある場所で、地産地消の精神で、季節を感じながら食事をするのは、実に愉快だ。
ナビに地点登録をしたけど、そのお店の名前は覚えていない。その店の前に、
「やるな」というおじいちゃんが植木の世話をしていた。その中に山菜の「こしあぶら」
があった。「これ東京でも育つ?」と聞いたら、「常識の反対をやれる人なら育てられる」
とのこと。なんとなく、誉められているようで、またうちの日当たりの悪い庭には、ぴったり
な感じもして、一本買ってきて、庭の隅に植えた。3年後の春あたりに、「こしあぶらのてんぷら」
が、メニューにないメニューに登場するかもなんばん。
さて、今日から「染めもん展」
天真庵の二階が、京都になる。世界中から日本に観光にくる人が増えたけど、やはり
京都が一番人気らしい。神社仏閣など、そこにしかないものがいっぱいあるけど、やはり都
が江戸に移ってからも、自分たちの土地をどのように活用し、みんなで自足し、持続可能
な生き方を模索してきた京都人たちの汗と努力の結晶やと思う。
これからの地方再生に学ぶとこ多しどすえ。
「染めもん展」は日曜日まで。