かしくない今朝の新聞にのってたけど、おれおれ詐欺の最新版?
に「上京させて金をとる詐欺」が増えているらしい。息子と名乗る
もんが電話してきて、いろんな現状を話して「1000万もって、東京にきてくれんね、とか、くれへん」
とかいって騙す手口らしい。手練手管というか、ま、よく手をかえ品をかえ、いろいろやらかしてくれるもんだ。
昨日は雨の中、ボクサーの聖地「後楽園ホール」にいった。思い起こせば、40年くらい前、スカイメイトなる
制度を使って東京に受験にきた日、最初に向かったのが後楽園ホールだった。東京に住むようになり、近所に
「ヨネクラボクシングジム」があったので、そこでボクシングをやり、毎月のように後楽園ホールにいった。
昨日は日本フェザー級七位の「だいちゃん」こと、岩井大選手が、リングにあがった。後から三番目の試合という
ので、8時くらかなと思っていたら、雨にかかわらず、後楽園ホールは満席で、熱気に包まれている。
そして7時くらいに大ちゃんが登場。少し格下の相手にTKO勝ちした。
次の試合が日本バンタム級タイトルマッチ。チャンピオンは、かごんま生まれのよかにせどん。27戦21勝
のファイター。挑戦者は京都出身でウォズジムという京都のジムで13戦しかしてないけど、全勝のぼん。リングにあがっても、おぼこいぼん、
といった風情。でもなんか平常心というか、落ち着きすぎているようなところが、格の違いみたいなものを予感させた。
ゴングが鳴り、歴戦の王者相手に、ゆっくりとステップをふみながら、ときおりのばす左のストレートと右アッパーの
切れが、「相手にならないかもなんばん」と思った瞬間に王者がリングの中央でダウン。なんとか立ちあがったけど、
またまた肩の骨がぬけるくらいにやわらかい、京都の朝掘りの筍みたいなパンチがあたり、二回目ダウン。
そして、余裕で仕留めをねらってあてた3度目のダウンは、ゴングと同じタイミング。「終わったか?」と思ったけど、
試合は続行。でももうここで勝負がついていて、3回にTKOで、新チャンピオンが誕生した。大森将平くん。
メインイベントも、どちらが勝ってもおかしくないいい試合だったが、小原くんがKOで防衛。
はやく終わったので、そのまま押上にもどる。「長屋で女史会」の蕎麦会をやっていた。
新人さんもいて、9人で楽しそうに蕎麦と蕎麦焼酎で遊んでいた。真剣に生きていく、一生懸命働き、
命がけで遊ぶ・・・・そんなあたりまえのことが素晴らしい。
その中に、ドタサンした友達が、京都土産の「朝掘りの筍」をくれた。さっそく糠でアクをとり、
今日の「英語でそば会」に、登場いただくとしよう。
京都の天真庵は、長岡にあった。道路をはさんだ前に筍会席の「錦水亭」があった。
今日は「えびいも」もあるので、京都名物「いもぼう」もどきも作るとするか。
明日明後日が「焙煎塾」と「煎茶のお稽古」
金曜日は「ダメから始める中国語」
雨が続くけど、毎日あいたくなるような人たちと、毎日あって、楽しい日々是好日。