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TOHOシネマズ値下げ

2011-01-20 00:19:03 | 映画館/ホール/会場
最大手のシネコン、初の値下げへ 来年春から1500円に(共同通信) - goo ニュース

TOHOシネマズ値下げへ 一般1500円 今春試行(朝日新聞) - goo ニュース

うーん、今年試行して来年から全国でってことらしいけど、
1500円と1000円になるからって値下げとは言い切れない。

確かに大人の一般料金1800円が1500円になる部分は値下げだけど、
大学生は1500円で変わらない。

高校生は一部が従来通りで大半は値下げの千円になる。
(高校生友情プライスは終了しました)

中学生以下は現行でも千円だから、これは変化なし。

その一方で気になるのは、その他の料金、割引サービスだ。

現在は、
>レディースデーなど年齢や性別による割引料金が複雑
だから、
>シンプルな料金体系
にする、
と言うことで各種割引サービスがなくなるんじゃないかと心配する。

シニア(60歳以上)と障害者割引(本人と付き添い1名)の一人千円は維持されるだろうし、
夫婦50割引きも続くだろうが、


ファーストデイ(毎月1日、誰でも千円)
レディスデイ(水曜日、女性限定で千円)
TOHOシネマズデイ(14日、誰でも千円)
シネマイレージデイ(火曜日、シネマイレージ会員1300円)

レイトショー、ナイトショーなどは継続されるのか廃止なのか記事からは判らない。

3D映画の加算料金(現行400円)の扱いもよくわからない。

(現時点でTOHOシネマズのHPに当該ニュースリリースは載ってない)

なお、上記の現行料金はTOHOシネマズ錦糸町の場合。
各割引はTOHOシネマズの館によっては異なる場合がある。


下がる部分だけを善意に取れば、一般料金の値下げで、観客が増えれば、
客にとっても館にとってもありがたいことだと言えるけど、
他の割引を止めることでトータルとしては減収にならないように考えているのかも。

仮に、レディスデイやシニア、夫婦50などを止めてしまうとしたら、
これは、実質値上げになる可能性もあるし、客離れを引き起こす可能性が高い。

だって平日昼間のシネコンって結構シニアで持っているようなもんだし、
水曜日はやっぱり女性客が多いもんね。

いつでも同じ額だったら、逆に見る回数が減るんじゃないかな。

それも、千円で3回見るところを1500円なら2回になることは十分考えられるし、
千円なら気軽に観れたけど1500円なら観ないってケースも考えられる。

より評判や評価を気にして、良い映画というか話題の映画は見ても、
あまり話題にならない映画は見ないって傾向が強まるんじゃ。
そうなれば館だけでなく、製作側にとってもマイナスだ。

他のシネコンがどこまで追随するのかしないのかも気になりますね。

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